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【2021 J1 第14節】鹿島アントラーズ 5 - 3 横浜F・マリノス 強度の高い好ゲームを制しリーグ戦4連勝!!!!

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スタメンは3日前の第21節名古屋戦から6名変更。 

遠藤、小泉、ファンアラーノ、永木、ピトゥカ、杉岡に代わり、松村、荒木、白崎、三竿、レオシルバ、永戸が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・強度の高さで渡り合う 

・伝家の宝刀セットプレー 

・後半立ち上がり、一気の3得点で勝負あり

・大量得点に水を差した3失点と常本退場

 

■感想 

開幕節の敗戦以来、リーグ戦11戦負けなしの横浜F・マリノスに土をつけられるとは正直思いませんでした。 

 

前線からのプレスを90分続けられる強度の高いサッカーにどこまで太刀打ちできるか、中二日続きの3戦目でメンバーを入れ替えているとはいえ、正直不安しかありませんでしたが、試合序盤から強度の高さで渡り合っていて、6:4、7:3ぐらいで押し込んでいるんじゃという印象を抱きました。 

 

出足に勝り、球際でも引けを取らず、名古屋戦の内容はフロックじゃなかったんだなと。

ボランチの三竿、レオシルバの刈り取りが特に効いていたのかなと感じていて、両名とも次のプレーの予測が優れているんでしょうね...といつの間にかボールを刈り取っている姿を見て感じました。

 

ただ、ここまでの試合でも見られたストライカータイプがピッチ上にいないことによる攻撃の強度不足は如何ともし難く、飲水タイム明けに先制されたときは、もはやこれまでか...と早くも試合を諦めかけちゃいましたw 

 

前半の内にセットプレーから同点に追いつけたのが大きくて、これが前に出ていく勇気を与えてくれたと思うんです。

前節に続いてGKのファンブルからの得点とか珍しいですよねw

 

相馬監督就任後、急にセットプレーからの得点増えましたよね。

町田の監督務めていた時もセットプレーでの得点が多かった記憶がありますので、練習での仕込み方が上手いんでしょうね。

こういうのって企業秘密的なのがあるので、どうやって仕込むのかは表に出てきませんが、監督次第で如何様にもなるとこなんだなって実感している相馬監督就任後です。

 

試合は後半立ち上がり10分で鹿島が畳みかけるように3点を奪い、ここで大勢が決しました。

1分経たないうちの逆転ゴールで勢いがついた格好で、前後半立ち上がりって守備が不安定になりがちで、そのタイミングで運よく絶好機が回ってきた格好で、運の要素も多分にありつつも、相手にできた穴に気づきそれを得点に繋げられるのはチームがいい流れに乗っているからこそかなと思います。

 

狙いとして明確に指示されたのかはわかりませんが、後半に入り浅い相手のディフェンスラインの裏を狙うってシーンが目立ち始め、2点目、3点目はそれが功を奏した格好でした。

 

90分強度の高さを維持できる相手に比べ、中二日続きの3戦目ということもあり、終盤までもつれたら分が悪いかな...と思っていたので、後半早い段階での3点差はこの上ない流れでしたね。

 

ですが、マリノスの馬力を考えたら3点差とは言えまだ40分近く残されている時間帯ではセーフティーリードとが言えないな...とは思っていたんですが、ここから2失点してしまったのはさすがにいかんかったですねw

 

さすがに最後は足が止まってきたのと、前線の選手を入れ替えたことで逆にボールが収まらなくなったことで受けに回る時間帯が長かったのが要因かなと。

 

そして、常本の退場はもったいなかったですね。

1枚イエローもらっていて、その時点では3点リードあった中で不要なプレーであったわけで、プレー後の挙動を見ていると、思わず足が出てしまった印象で、プロとしての若さが出てしまった感じですね。

 

これでリーグ戦は4連勝となり、相馬監督就任後無敗が続いていますが、無駄な失点だったり、無駄なファールなどで、チームのいい流れが少しづつ止まっていくことなどありがちなので、快勝には喜びつつも今後に悪い影響が出てこないといいなと感じたゲームでした。

 

■得点シーン

 

右サイドエウベルのスピードで完全に崩されてしまいましたね。

ワンツーで永戸が剥がされてからのクロスに飛び込まれた格好で、エウベルに対して町田が間に合ったかと思いましたが、エウベルのスピードが一枚上手でした。 

 

 

マリノスGK高丘が試合後のコメントでこのシーンのファンブルについて、太陽が目に入ったのが影響したと振り返ってました。

 

対応が難しい場面ではあったんでしょうが、経験が豊富なGKであれば最初からパンチングを選択するなどでリスク軽減を図るべき場面なんでしょうね。

 

ファンブルがあったとはいえ、白崎がダイレクトで折り返したのが得点に繋がりましたよね。

ゴールまでの道筋が密集している中でゴール上ギリギリに叩き込んだ土居のシュートも見事でした。 

 

 

後半開始わずか33秒での逆転ゴール。

相手の攻撃をクリアしたのが起点ですが、白崎がこぼれたボールを拾った時点で対面していたチアゴマルティンスの後ろには広大のなスペースが広がっていて、そのスペースへのパスに土居が斜めの動きで抜け出して落ち着いて流し込むと。

 

前後半の立ち上がりに守備陣形が不安定になるというサッカーあるあるなんですが、キックオフ直後に攻め込んだマリノス、前がかり過ぎましたかね。

 

ただ、マリノスのGKが鳥栖に移籍したパクイルギュ(期限付き移籍だと思ってましたがいつの間にか完全移籍になってたんですね...)や飯倉だったら、飛び出して止めれてたかな...

 

 

PK獲得したのは松村で、そのシーンはハイライトに含まれています。 

中盤で土居が受けたタイミングで見せた斜めの裏取りが秀逸で、その突破がファールを誘ってのPKゲット。

 

前の機会では外していた土居ですが、落ち着いて決めてハットトリック

プロ入り後初ですが、本人曰くサッカー人生初だそうです。

 

 

いい流れの時は何やっても上手くいくっていういい例だと感じた4点目。

松村のクロスは適当感ハンパなかったですし、相手ブロックにあってコース変わり、レオシルバも収められず、こぼれ球に反応した荒木のシュートがリフレクションしてゴールと。

ゲームとしてはこの4点目が大きかったですね。

 

 

CKを一度は跳ね返したものの、二次攻撃をねじ込まれました。

オナイウのダイレクトボレーも見事なんですが、その前のゴールに向かうと見せかけてその場に留まりフリーになる動きがフリーで打てている要因ですね。

4点目がなかったら、この時点で1点差で勝負は如何様にでも転がり得る状況になっていたので...4点目取っておいてよかったですねw

 

 

怪我した右肘はサポーターを付けた状態で、まだ万全ではないんでしょうね...という上田綺世のゴールが5点目。 

ファンアラーノからの裏を狙ったと思われるロビングは相手GKが楽々トラップ...が大きくなったのを見逃さなかった上田がボールをかさらってそのままゴールまで完遂。

 

 

上田綺世の5点目がなかったらこの時点で1点差で...以下略w 

またもCKからの失点で、これは次戦以降の糧にして欲しいところですね。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

  

次節は5/22(土)アウエーでの鳥栖戦。

週中にはルヴァンカップグループステージ最終節も行われます。

5/19(水)アウエーでの札幌戦です。

 

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