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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

【2021 J1 第29節】鹿島アントラーズ 3 - 1 ガンバ大阪 与しやすい相手だったことに加えて...だったことが完勝に繋がる

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スタメンは前節から3名変更。 

土居、ブエノ、林に代わり、ファンアラーノ、関川、町田が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・今の鹿島にとって与しやすい相手
・優位に試合を進めつつ紙一重だった前半
・気の利いたプレーが効いたファンアラーノ

・相手の出来が...

 

■感想 

最近の体たらくを払拭する快勝だったように見えますが、その内実は鹿島にとってポジティブな要素が重なったことによる結果であったように私は評価したゲームでした。

 

まず1点目として、ある程度前に出てきて浅い最終ラインで挑んできたガンバ大阪は、今の鹿島にとって与しやすい相手であるように感じました。

似たようなタイプとして挙げられるのが、第27節で対戦して2-0で快勝した横浜F・マリノスで、この日も浅い相手最終ラインの裏を繰り返す狙うシーンが見えたように、相馬監督の中ではこのようなタイプの相手は対策が立てやすい相手なのかもしれません。

 

相手の裏を狙うロングボールで相手最終ラインを下げさせ、それにより空いたスペースに2列目の選手が飛び込んで2次攻撃に繋げるという流れで鹿島が主導権を握りました。

 

それでも前半は優位に試合を進めつつも決定機の創出までには至らず、スコアレスでの折り返し。

ガンバ大阪にも決定機は作らせず、シュートすら満足には打たせませんでしたが、一つ鹿島にとって悪い方向に転がっていればやられかねない場面はあり、スタッツに出た結果以上に紙一重な印象だった前半でした。

 

後半に入りスコアが動き、PKで1点は奪われるも結果としては3-1の快勝となるわけですが、それに大きく貢献したのが久しぶりの出場となったファンアラーノ。

 

一言で言うと気の利いたプレーが大いに効いたって感じなんですが、具体的にいうと

 

1.前への推進力がチーム全体に攻めの意識を植え付けた

2.豊富な運動量で至るとこに顔を出し、チームの円滑油として機能

 

この2点に集約されるのかなと。

1点目は、プレーの選択が常に前方向に向いていて、しかも選択が早く、ここ最近のゲームでチーム全体が見せていた、受けてからプレーの選択を考えるうちに相手に構えられ、後ろ向きなプレーをせざるを得なかった流れを、前へ前へと向かせるいい影響を与えていたように感じました。

 

2点目はフィールドを縦横無尽に走り、相手のハーフスペースを狙って受けて、捌くことでいいリズムを生んでいたように感じました。

 

攻守に明確な約束事がない(と私は思っている)現状ですと、選手の組み合わせで良し悪しが大きく変わってくるのかなと思ってまして、ファンアラーノが入り、右SBにクロスの精度が抜群な広瀬が入ったことがいい流れを生んだように感じました。

 

この組み合わせを続けていけば結果も付いてくるのかなと思いがちですが、この日の相手ガンバ大阪の出来を見ると、決してそうとも言えないかな...と感じてしまう程、酷かった内容かなと相手ながら感じてしまいました。

 

失礼を承知で言うと、ガンバ大阪も鹿島と同じように攻守に明確な約束事がなく、個々の選手の高い能力で何とかここまで頑張れているのかなと感じていまして。

 

シーズン始まってすぐに、新型コロナウイルスの感染によりチーム活動の中止を余儀なくされ、東京五輪期間前後の過密日程というハンデを背負っているシーズンになっているガンバ大阪

その過密日程でまずまずの戦績を残し、今シーズンの残留は大丈夫かなと思っていましたが、リーグ戦はここに来て4連敗となり、降格圏の17位とは勝ち点差7と決して安全圏とは言えない位置取り。

 

そして残り9試合中、川崎、横浜F・マリノス、名古屋、鳥栖と上位チームとの試合を半数近く残していることもネガティブですね。

 

■得点シーン

 

中盤で奪い返してからのピトゥカの推進力が光ったロングカウンター。

ピトゥカが長い距離をドリブルで中央突破し、上田がオフザボールの動きで空いたスペースへのパスに入ってきた荒木のシュートは弾かれますが、こぼれ球を上田が押し込むと。

 

 

右サイドでの崩しからの広瀬の人ではなくスペースを狙った高精度クロスが光りましたね。

そこに飛び込んできたのは右サイドでの崩しに参加していたファンアラーノ。

 

 

ガンバの攻撃を防いでからのロングカウンター一閃。

右サイドで受けたファンアラーノから前線に走り出していた土居へ。

 

この時点で2対2の数的同数で、そこにパスを出したファンアラーノが全力スプリントで駆け上がっているのが効いた印象ですね。

 

1点目と同じように上田のオフザボールの動きで空いたスペースに対して土居はシュートを選択し、これが見事に決まった3点目でした。

 

 

3点リードした後でよかったですね...というPK献上。

そのシーンはハイライトに含まれていますが、関川が自分のミスを取り返そうとして早まったプレーで相手を引っ掛けてしまったことからのPKですが、チアゴアウベスの誘いにまんまとハメられた格好かなと。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は9/26(日)アウエーでのセレッソ大阪戦ですが、週中の9/22(水)に第32節が先行開催されます。

ホームでの川崎戦です。

 

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