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【2021 J1 第21節】名古屋グランパス 0 - 2 鹿島アントラーズ シュートまで打たせない守備で3試合連続のクリーンシート

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スタメンは3日前のFC東京戦から6名変更。 

荒木、白崎、松村、三竿、レオシルバ、永戸に代わり、小泉、遠藤、ファンアラーノ、ピトゥカ、永木、杉岡が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・主導権を握り続けた90分 

・トップ下小泉の効能

・一方で攻め手には欠けた 

・杉岡の空中戦の強さ 

 

■感想 

これはホンモノと言っていいのでは...

 

90分間主導権を握り続け、ここまで2位名古屋グランパスに付け入る隙を全く与えずに勝利した試合後に感じたことです。

正直なところ、ここまでは上手くいっているけど、必ずどこかで押し返されるはず...いつかな...とドキドキしているうちに試合が終わっちゃいましたw

 

記録の出元により微妙に違うのですが、被シュート数0もしくは3とどちらにしても少なく、枠内シュート0に抑えたという事実が内容的にいかに完勝だったかを示しています。

 

これでリーグ戦3連勝となったわけですが、そういえばFC東京戦もシュート2本、枠内シュート0に抑えていて、シュートにまで持ち込ませない守備が勝利に繋がってますよね。

 

この試合ではトップ下小泉が攻守に効いたのかなと感じておりまして。

本職がボランチですので、前線から守備でハメていく狙いがあっての起用であることは明らかだったわけですが、他の選手の守備スイッチを入れる役割が大きかったように感じました。

 

名古屋の最終ラインでのビルドアップに対して、中央のボランチの前に位置して、中央への道を塞ぎ、パスの選択肢を両サイドもしくは前線へのフィードに限定し、サイドに出たらそれに対して猛烈に寄せて、それぞれのサイドに位置していた味方と合わせてボールを取り切るイメージで守っていたと思います。

 

攻撃についてはほとんど期待していなかったんですが、ザーゴ監督時代に右SBやっていたときに、パス交換から中に切り込んで...という感じで裏を取れそうな場面もあり、少なくても期待値以上のものは見せてくれたと思います。

 

ただ、これは小泉だけの問題ではないのですが、チームとしてはまずしっかり守備をすることに重点を置いていたとみられ、セカンドボールもほとんど拾って主導権こそ完全に握ったものの、シュートまではなかなかいけなく、そもそもエリア内に入ってくる人数自体が少なく、シュートまでの道筋は描けていないんじゃないかな...と特に前半は感じました。

点取れるとしたらセットプレーしかないかな...と思っていたら...まさに予想的中で、運の良さもありましたが、前半の内に先制できたことで気持ち的にも有利になったように思います。

 

染野、エヴェラウドが離脱中で、上田も怪我明けと、ストライカータイプの選手がピッチ上にいないことが、攻め手に欠けたことの最大要因かなと思いますので、それほど心配はしていないんですが、そういう選手が入ることで今の守備強度が保てるのかなというのと、ターゲットになる選手がいることで逆に攻撃のバリエーションが減ってしまうのではという懸念もありますよね。

 

そして最後に、ザーゴ監督の時には全く良さが出なかった杉岡について。

 

ザーゴ監督の時は、自分が求められる役割が上手いこと消化できてなかったのかも...とこの試合での動きから感じました。

他の選手にも言えそうですが、相馬監督になって役割が整理されたんでしょうね...選手の動きに迷いみたいなのがなくなりました。

 

この試合での杉岡は、主に沖からのフィードターゲットになっていて、その空中戦でほとんど競り勝って、攻撃の起点作りに貢献。

182㎝とSBとしては上背があり、空中戦の強さは定位置を争っている永戸にはない強みで、永戸優勢だと思っていた定位置争いが激しくなってきそうですね。

 

■得点シーン

 

これは運がよかったですよね。

永木のCKはGKランゲラックの守備範囲であっさりキャッチされ...と思ったらまさかのファンブル

それがそばにいた犬飼に当たってゴールイン。

名古屋は犬飼のファールを主張しましたが、ファンブルした際は競り合っていないですし、こぼれた後も特に妨害する動作なく、一応VARの確認が入りましたが、ゴールは認められました。 

 

 

右サイドファンアラーノ起点で完全に崩しての追加点。

ファンアラーノからのパスを中央で受けた松村が、相手を引き付けてから左の永木へ。

永木はワントラップ後、中央から左に位置取りを移そうとした荒木に。

荒木が左サイド駆け上がってきた杉岡にヒールで落として、杉岡落ち着いて流し込むと。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

ここから中二日で第14節が待っています。

5/15(土)ホームでの横浜F・マリノス戦です。

 

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