スタメンは3週間前の第17節柏戦から3名変更。
ジェイ、小柏、岡村に代わり、金子、チャナティップ、宮澤が入りました。
直近に行われた6/13(日)ルヴァンカッププレーオフステージ2ndレグ横浜F・マリノス戦からは1名変更。
■ハイライト
■総評
・今シーズンの目標の軌道修正を迫られるエースの移籍
・苦手相手に地力強化を示した大きな勝ち点3
・覚醒間近を示す金子の2ゴール
・攻撃に違いをもたらしたチャナティップ
■感想
この度、アンデルソンロペス選手が他クラブからのオファーを受け移籍を前提とし、チームを離れ、現在協議及び準備に入っております。
— 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) June 18, 2021
本人の所属先が決定しましたら改めてお知らせ致します。#consadole #コンサドーレhttps://t.co/SRAhE8MSJ8
試合前日に飛び込んできた衝撃のニュース。
まだ正式に決まったわけではありませんが、ここまでチーム総得点の半分以上を一人で決めてきたエースの移籍前提の離脱が意味していることは大きく、個人的には今シーズンの目標の軌道修正を迫られるほどインパクトの大きなニュースだと思っております。
現在の勝ち点、順位からは、J1残留が安泰とは言えず、J1残留を確実なものにすることが現実的な目標になると思います。
そんな中迎えた3週間ぶりのリーグ戦。
相手はここ2年2敗2分けと、チーム力の差を考えても完全に苦手にしていると言っていい大分トリニータ。
ホームとはいえ、エースの離脱で得点力に欠ける中で苦手としている相手でしたが、結果としては金子の2ゴールで危なげない快勝と、昨シーズンから積み上げてきた地力強化を示した、大きな意味を持つ勝ち点3となりました。
危ないシーンが皆無だったわけではありませんし、相手の出来もあったかと思いますが、押し込み続けるシーンが目立ち、主導権を握り続けたと言っていい内容は、自信を持っていいものといえました。
快勝に大きく貢献したのが2ゴールを挙げた金子。
中央だとスペースがなくて持ち味が生かせない印象でしたが、この試合で上げた2ゴールともにスペースのない状態から決めていて、スケールアップしていることは明らかで、レフティーながら右足もそこそこ使えるところから、サイドアタッカーとしては簡単には止められない存在ではありましたが、ここに来てストライカーとしても非凡なプレーを見せるようになってきて、覚醒間近を感じさせましたね。
そして怪我から久々に復帰したチャナティップも攻撃に違いをもたらす存在として勝利に貢献しました。
試合から遠ざかっていたことで、体力的にはまだ厳しいようですし、試合勘もまだまだな印象でしたが、前への推進力、的確なプレー判断はさすがと言え、彼の場合はとにかく怪我なく無事でいてくれればチームに大きく貢献できる存在なので、無理をさせない起用を考えて欲しいものです。
■得点シーン
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) June 19, 2021
🏆 明治安田生命J1リーグ 第18節
🆚 札幌vs大分
🔢 1-0
⌚️ 9分
⚽️ 金子 拓郎(札幌)#Jリーグ#北海道コンサドーレ札幌vs大分トリニータ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/60YCWm38gU
何でもないような福森のロングフィード一発に、金子が競り合ってきたディフェンスを交わしてからの右足。
何の流れもないところから生まれた得点は、福森と金子の個の力で生み出されました。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) June 19, 2021
🏆 明治安田生命J1リーグ 第18節
🆚 札幌vs大分
🔢 2-0
⌚️ 21分
⚽️ 金子 拓郎(札幌)#Jリーグ#北海道コンサドーレ札幌vs大分トリニータ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/yoq4ArSNhr
CKの流れからの左サイドでの崩し。
田中が裏を深く取ったことで生まれたマイナス中央のスペースを使っての得点でした。
田中がチャナティップに戻し、チャナティップが横に流したところに飛び込んできた金子が左足一閃。
■採点
次節は6/27(日)アウエーでの鹿島戦です。
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