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【2021 J1 第24節】北海道コンサドーレ札幌 3 - 2 FC東京 今年も実りの秋がやってくる?二度のビハインドを跳ね返しての見事な逆転勝利

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スタメンは前節から2名変更。 

チャナティップ、ルーカスフェルナンデスに代わり、青木、荒野が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・内容でも結果でも相手を上回った価値ある勝ち点3 

・ピッチの幅を広く使い我慢強く左右に揺さぶり続ける

・光ったパス交換の質、チャレンジングなパス 

・バリエーション多彩な崩しが試合を魅力的なものにした 

 

■感想 

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リーグ戦では今年2回目の現地観戦でした。

 

現地観戦してよかったと思えるエキサイティングなシーソーゲームを制することができたのは、これまで積み上げてきたアグレッシブなサッカーが実を結んできた印象で、毎年同じことを言っているような気もしますが、今年も実りの秋がやってくるかも?と感じさせる内容のゲームでした。

 

FC東京の2得点はいずれも、レアンドロアダイウトンの両ブラジル人によるものでした。

この両選手のコンビプレーや推進力に手を焼いた印象でしたが、それ以外に特筆すべき点はなく、FC東京の攻撃は、言葉は悪いですが個の力頼みの糞サッカーに見えました。

 

一方の札幌は、いつものようにピッチの幅を広く使い、ダイナミックなサイドチェンジを多用して相手の4バックを左右に揺さぶり続けることでできる穴を突いていくという攻めを我慢強く続けていきました。

中でも、逆サイドの相手SB裏を狙う攻撃が効果的でしたね。

 

さらにサイド一辺倒ではなく、相手の意識がサイドよりになると見るや逆を突いての中央からの崩しであったり、場面場面に応じたプレーのセレクトができるようになってきた印象で、そういうところにもチーム、選手の成長を感じましたね。

 

そして、そのバリエーション多彩な崩しが観る側にとっては魅力的なものに映り、相手のサッカーと比較して結果だけではなく内容でも大きく上回った、価値ある1勝なのかなと思います。

ペトロヴィッチ監督が求めているサッカーを具現化するとこうなるんじゃ...と。

 

FC東京の守り方としては4-4-2の3ラインをコンパクトにしてブロックを作る形で、ラインは高めで、札幌のビルドアップに対しても積極的に奪いに来るものでした。

 

これまでだったら、早い寄せに慌てふためいて思い通りに組み立てできないってなるところですが、慌てず騒がずパスを捌いていき、これまでだったらそんな危険なパスセレクトしなかったよね...という密集地帯へのチャレンジングなパスだったりと、そういった面でも成長を感じました。

 

試合の分岐点としては後半頭からジェイを入れたところですかね。

これで前線に一つのターゲットができたことで、崩しのバリエーションがさらに増え、その中の一つである後方からのピンポイントクロスが逆転ゴールに繋がったのかなと。

 

いつもだとジェイを入れると高さに頼り切ってしまい、相手としては逆に守りやすくなってしまうことが多かった印象ですが、この試合ではあくまでバリエーションの一つとして使えていたのかなと。

 

■得点シーン

 

キックオフ直後からトップギアで入ってきたレアンドロアダイウトンのコンビプレーに仕留められてしまいました。 

自陣地からボールを奪ってそのままドリブル突破して、レアンドロとのワンツーで仕留めたアダイウトンを褒めるべきなんでしょうが、試合の入り方は課題でしょうね。

 

 

この試合、右WBで多くのチャンスを演出した金子のシュートが弾かれたのに真っ先に反応した小柏が頭で押し込みました。

 

逆サイドに相手を引き付けてから金子の突破力を生かそうというシーンがこの試合では多かったですね。 

 

 

追いついてすぐに突き放されて...あぁこんなに簡単に取られるんですね...もうダメかな( ´Д`)=3とこの時点では思いましたw

 

中盤での競り合いで奪われて...なんですが、奪いきるときのレアンドロのワンタッチ目が攻めを意識しているプレーセレクトで、ぜひ札幌の選手にも見習って欲しいです。

 

逆サイド田川を囮にしての中央入ってきたアダイウトンと。

アダイウトンが上がっていくのを感じ取れていれば防げた失点だったかも。

 

 

振り返れば後半の2得点を演出したのは福森のロングフィードでしたね。

FC東京はコンパクトな3ラインなので、最終ラインも高めなんですが、その後ろのスペースをセンターラインから狙える福森の左足の精度が活きたゴールでした。

 

オフサイドラインぎりぎりに抜け出した小柏の折り返しに青木流し込むと。

 

 

駒井からのダイナミックなサイドチェンジを受けた菅が戻してからの福森の中央への放り込みにジェイが胸で流したのに反応した青木流し込むと。

 

ジェイの胸トラップ半端ない!ってのもあるんですが、菅が福森に戻して時点で、福森からのパスが来る位置を想定してポジションをマイナスに戻しているプレーが得点に繋がっていますね。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は8/21(土)アウエーでの大分戦です。

 

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