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【2021 J1 第23節】湘南ベルマーレ 1 - 2 鹿島アントラーズ 勝ちに不思議の勝ちあり

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スタメンは16日前の第2節ガンバ大阪戦から3名変更。 

和泉、ピトゥカ、関川に代わり、荒木、レオシルバ、林が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・内容に見合わない勝ち点3 

・ゴールへの筋道が見えないサッカー

・帰ってきた安西幸輝

 

■感想 

ここ数試合で感じている、特に攻撃時におけるちぐはぐさが改善されないままだなと感じたゲームで、試合を積み重ねることで選手個々の連携面では改善されることはあっても、それがチームとしての成長には繋がらないように感じざるを得ない内容でした。

 

強い風がゲームを大味にしている感じで、ハイボールの蹴り合いになることも多かったですが、それでもホーム湘南の方が狙いの見えるゲーム運びなのは明らかでしたね。

 

それでも勝ち切れたのは個の能力の差と、相馬監督になってからのセットプレーでの強みを生かした結果、後は運もありましたかね。

 

守備面に関しては比較的やれてるのかなとは思うんですが、攻撃面がいったいどういじくったらこうなってしまうのかわからないぐらい、一言で言うとゴールへの筋道が全く見えないサッカーになってしまっているように私には見えます。

 

選手のイマジネーションを尊重したサッカーというと多少聞こえはいいですが、言葉を言い換えると選手のその場のノリに任せたサッカーとも言えて、練習の積み重ねで得られる再現性のある崩しが最近は全く見られなくなっており、そもそもそういう練習をしていないという疑惑が濃厚なのかなと思っております。

 

最近、鹿島界隈でよく聞かれるのが 原点回帰 というキーワードですが、確かに以前の鹿島はこういう攻撃でタイトルを積み重ねてきましたよね。

でも、時代に乗り遅れないためにザーゴ監督を招集し、そういうサッカーとは決別したはずで、そこに回帰してしまっては後退と言われてもしょうがないと思うんですよね。

 

そして、個々の選手からもチームとして戦っている感じは伝わってこず、一体感に欠ける印象を受けたのが気になりますね。

明らかにチームとして戦えていない印象で、表に出てこないところでチームに何かが起きているようにしか思えず、鹿島アントラーズの先行きが大いに心配になってくるゲームでした。

 

そんなゲームで一つだけ明るいニュースと言えるのが安西幸輝の復帰。

10分ちょっとと短い時間でしたが、右SBとして出場して推進力で右サイドを活性化し、決勝ゴールへの布石となりました。

 

ただでさえ過剰なSBの補強ではありましたが、この短い時間でもモノが違うと思わせる動きで、両サイドができる安西の加入は、チームにとっては大きな力となり得るでしょう。

そして、安西が入ったことで、ただでさえ過剰なSB陣の去就が気になるところで、これを書いている今まさに杉岡の期限付き移籍が発表されましたね... 

 

■得点シーン

 

右サイド深くからのFKが逆サイドに流れたのをワンタッチ目でボールにアタックに行った二人を置き去りにし、ニアの常本が釣り出されてのクロスに、常本がいたニアで合わされると。

これはクロスというよりもその前にワンタッチ目で勝負ありましたね。 

 

 

ザーゴ監督時代から時折見せていた無回転シュートが見事に決まりました。

風上だったのもよかったんでしょうね。 

 

 

遠藤のアウトスイングのCKに対して遠めから犬飼のヘッド。

ワンバウンドして勢い的にはGKに容易に抑えられるかと思いましたが、途中で選手に当たってコースが変わってのゴールインかと思われます。

DAZNのハイライトだと、その辺もわかりやすいかと思います。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は8/15(日)ホームでの徳島戦です。

 

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