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【2022 J1 第2節】鹿島アントラーズ 0 - 2 川崎フロンターレ 前向きに捉えたい現在地を思い知らされた敗戦

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スタメンは前節から変更なし。 

 

■ハイライト 

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■総評 

・関川の大ポカで流れ決まる

・大敗明けで鬼気迫る強度の相手になす術なしだった前半

・現在地を思い知らされた完敗を前向きに捉えたい

 

■感想 

開始2分での致命的なミスからの失点。

これが試合の流れを決めてしまった一戦でした。

 

それほど厳しくプレッシャーを掛けられていない場面で、最終ラインでのパスをカットされるというものでした。

 

それによりGKと1対1の局面を作られてからの失点で、言い訳の出来ない致命的なミスであることには疑いようがないのですが、それを取り返そうという気概よりもミスをずっと引きずっているかのように見えるプレー振りで、さらにそれがチーム全体に伝搬してしまった印象で、まさに何もできないまま終わった前半45分でした。

 

前半で交代となった関川については、岩政コーチが試合後にコメントしているので、抜粋してご紹介しておきます。

脳震盪からの復帰が2日前でいい準備が出来ていなかったという側面も大きそうですね...

そういう意味では、彼にこの試合を経験させたいという思いから、冷静に彼のコンディションを判断できなかった岩政コーチの責任が大きいと感じました。

 

[ 岩政 大樹コーチ ]
思いもよらぬ展開で試合が始まり、そのミス自体は僕はあまり気にならないんですけど、臆病なまま前半を過ごしてしまったことに非常に悔しさが残ります。

(中略)

今日彼を使う判断をしたのは僕ですから。彼は先週脳震盪の診断を受けて、2日前に合流して、試合に使うかどうかを僕はかなり迷いました。彼にこの試合を経験させたいという思いが勝って、試合に出させたところがあります。結果的には僕の判断が負けを招いたとも言えるでしょうし、でも、この経験を彼がどう生かすかが彼の今後につながりますので、そこはまず彼自身が乗り越えるべきところがあると思います。
引用元

 

前半はまさに"臆病"という言葉が適切な、チームとしての戦いぶりでしたね。

そして、3日前の試合で大敗を喫した川崎が、それこそ鬼気迫る勢いで挑んできたことも、前半の一方的な展開に繋がっているように感じました。

 

前線からの連動したプレス、寄せの早さ、球際の激しさ、どれを取っても差は明らかで、クォンスンテのファインセーブがなければ2失点では済んでなかった展開でした。

 

中二日でこんな強度で続けてたらすぐにばてるんじゃ...という予測は的中し、後半は強度が落ち、鹿島がハーフタイムで選手を入れ替え立て直したことで一時はペースを握るも、強度が落ちつつもバランスを崩さず粘り強く対峙してきた相手に対してゴールネットを揺らすところまではできないまま試合終了となりました。

 

2点のビハインドを負ってからの戦いぶりを見るに、あせって縦パス一本で打開しようとしたり、セットプレーの狙いが単調になり、繋ぎでの意識のずれがあったりと、初戦は何もかも上手くいっただけで、このチームはまだまだ若く未成熟であることを、チャンピオンチームに思い知らされた完敗だったのかなと。

 

何もかも上手くいった初戦で得た過剰ともいえた自信に対して、現在地を確認できたことを前向きに捉えたいホーム開幕戦でした。

 

このチームはまだまだこれからだと思いますよ!

 

■得点シーン

 

最終ラインでのビルドアップをカットされての失点。

それほど厳しく寄せられてない場面での関川と樋口のパス交換を狙われた格好。

 

最初、関川→樋口にわたった際の樋口のトラップが若干大きくなったことで関川に戻す選択肢しかなく、それを関川は樋口に戻すという素直過ぎる動きが格好の餌食になりましたね...

それほど激しくは寄せてきてない場面だったので、軽いフェイクを入れて相手の出方を見極めるのがよかったんでしょうね。

 

 

こちらはCKからの失点。

中央でワンクッションあってから最奥に飛び込まれましたね。

佐々木にマークを外されたのが失点に繋がりました。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は3/6(日)ホームでの柏戦。

週中にはルヴァンカップ第2節があります。

3/2(水)ホームでのセレッソ大阪戦です。

 

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