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【2022 J1 第30節】横浜F・マリノス 0 - 0 北海道コンサドーレ札幌 残留争いの渦中で首位相手にアウエーで大きな意味を持つ勝ち点1


スタメンは前節から2名変更。 

興梠、福森に代わり、小柏、青木が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・試合間隔の差はあれど、現在の充実度を示した内容で首位と渡り合う

・機能した逆足WB

・足が止まった後も粘り強く戦う

・ゴール取り消しも幸い

 

■感想 

9月は3試合目となる札幌に対して、5試合目となったマリノスは週2ペースでの過密日程で迎えた一戦。

 

試合終盤に足が止まるマリノスなんて珍しいなと感じるほど、試合間隔の差は出ていたのかなとは感じましたが、それを差し引いても歴然とした戦力差がある首位チーム相手に連勝中の現在の充実度を示した内容だったかと。

 

特に前半は通してみると五分五分だった印象で、決定機もいくつか創出していましたが、その要因は久しぶりにお目見えした逆足WB。

 

左利きの金子を右、右利きのルーカスフェルナンデスを左に起用するというペトロヴィッチ監督がお気に入りの起用法ですが、逆足WBにするとカットインからのシュートを利き足で行えるので攻撃の厚みが増し、前線の決定力に課題がある今の札幌には有効だと私は感じています。

 

右サイドで作ってダイナミックなサイドチェンジからルーカスフェルナンデスがカットインしてのシュートというシーンが何度か見られました。

それ以外でも左右の揺さぶりが効果的に機能して、それが拮抗した試合を演出していたように見えました。

 

守備面では、田中駿がエウベルをほぼほぼ完璧に抑えたことが大きかったですかね。

それに比べると逆サイドの水沼にはいくつか決定機を作られた印象でしたが、トータルで見るとマリノスのストロングポイントの一つである両WBからのスピードに乗った攻めを封じることができたことも大きかったように感じました。

 

同僚だったアンデルソンロペスは岡村をもってしても手を焼いていたように見えましたが、決定的な仕事はさせませんでしたね。

 

56分に左サイドFKからの混戦の中で押し込まれたゴールは、その前の競り合いの中でマリノス側にファールがあったとの判定で、VARオンフィールドレビューの結果、ゴール取り消しに。

 

ファールはファールなんですが、これがゴールに影響を与えたかというと否で、札幌側としてはファールしてくれて助かったというシーンでしたかね。

 

試合は後半に入ると押し込まれる時間帯が増え、これは札幌の足が止まりだしたことも一つの要因ですが、後半スタートから小柏に変えて興梠を入れるという交代カードが機能しなかったことも要因として感じました。

 

とても前半だけで交代させられるような出来ではなかったので怪我とかでなければいいのですが、小柏というスピードを失った札幌は強さのある相手最終ラインに手こずるようになり、それも押し込まれる要因になったように感じました。

 

足が止まった後もマリノスの攻撃に対して粘り強く戦い続け、貴重なアウエーでの勝ち点1を持ち帰ることができましたが、前半途中から意識してペースダウンできたことでゲームコントロールできたことが一つあって、もう一つは過密日程下のマリノスも交代カードがあまり機能せず終盤は足が止まったことがあげられると思います。

 

過密日程に加えて、台風接近で悪コンディション下、湿度の高い中でのゲームだったことも影響したように感じた次第です。

 

これで残り5試合で、16位の京都との勝ち点差は5。

まだまだ油断はできませんが、あと1勝できれば残留争いから抜け出せそうなぐらいにはなってきましたかね。

 

■得点シーン

なし

 

■採点 

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明治安田生命J1リーグは二週間の中断に入ります。

次節は10/1(土)ホームでの川崎戦です。

 

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