新戦力からは浅野が名を連ねた2023シーズン初戦のスタメン。
■ハイライト
■総評
・悪いながらも悪くない結果
・2023年も菅野すげーの(*`Д´)ノ
・機能しなかった右WB浅野
■感想
2023シーズンが始まりました。
例年よりオフシーズンが長かったせいか、待ちに待った開幕感がいつもよりある気がします。
J1 7シーズン目を迎えた北海道コンサドーレ札幌。
連続で上位ディビジョンにいるからだと思うんですがメディアでの露出も増えてきて、朝夕の地元局ではクラブ提供の映像で連日キャンプ情報が紹介されていました。
その中では、例年にないぐらい走り込みをして...などポジティブな情報が目立ったんですが、いざ蓋を開けてみるとチームとしての仕上がりは全く順調でなかったそうで。
怪我人が多いというのはある意味例年通りだとしても、キャンプ期間中にインフルがまん延して戦術面での練習があまり行えなかったそうで、開幕日の地元紙紙面では弱気な記載が目立ちました。
そんなネガティブな状況下に加えて、昨シーズン3位の広島相手のアウエーで勝ち点を持ち帰れたのは悪くない結果だと言えます。
攻撃面では、試合終了間際にポストを叩いた菅のシュートが唯一の決定機であったように見せ場がほとんどなく、浅野や小林といった新戦力がまだまだ融合できていないことが明らかでした。
特に、事前の予測には全くなかった右WBでのスタメン起用となった浅野は、慣れないポジションだったこともあってか、何一ついいところなく前半のみでの交代となりました。
ルーカスフェルナンデスが怪我で出遅れていて、金子をシャドーで起用したいという意図が考えられますが...他の選手とのプレー選択が全くと言っていいほど噛み合っていなかった現状を見るに、WBで浅野を使うとしたら相当時間がかかりそうかなと私は感じました。
一方で守備面では、プレーの一つ一つに明確な意図が感じられ迫力ある攻撃を仕掛けてくる広島相手によくやれていたと思います。
岡村を中心として跳ね返すのに加えて、パスコースを読み切ってのインターセプトも目立ち、アクティブな守備姿勢が目立ちました。
それでも、今年も健在を感じさせたベテラン守護神のスーパーセーブがなければ勝ち点1もなく、試合終了後の両チーム監督のインタビューでも触れられた通り、菅野の活躍あってのスコアレスドローであったといえます。
広島のミヒャエル スキッベ監督が、あいつがいなければウチが勝ってたよ...というニュアンスの発言をしていたのが印象的でしたし、ペトロヴィッチ監督が「菅野の1ポイント」と、菅野の活躍あってこその1ポイント(勝ち点1)だったと最大限の賛辞を送ったのも納得の健在ぶりでした。
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— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) February 18, 2023
菅野の1mm ...⁉️
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北海道コンサドーレ札幌 #菅野孝憲 選手が連続ビッグセーブでチームを救う🧤💥@consaofficial#Jリーグ開幕 #J30 pic.twitter.com/v2JHNTyUs8
いくつかスーパーセーブがあった中で特に凄かったのがこのシーンですよね。
ゴールラインテクノロジがあればゴールが認められた可能性は高かったと思われますが、肉眼での判定であれば間違いなくゴールラインを越えていたとは言い切れず、疑わしきは罰せずな考え方でノーゴール判定になったと推測しています。
■得点シーン
なし
次節はホーム開幕戦。
2/25(土)の神戸戦です。
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