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【2023 J1 第19節】ヴィッセル神戸 1 - 1 北海道コンサドーレ札幌 悪くない結果も内容からは欲しかった勝ち点3

 

スタメンは前節から1名変更。 

中村に代わり、宮澤が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・機動力重視により成熟の域に達したペトロビッチ体制

・例のセリフを言いたくなる内容

・"特別なゲーム"により生まれた隙

 

■感想 

リーグ上位に位置する神戸相手のアウエーゲームというシチュエーションからは勝ち点1は悪くない結果と言えますが、内容からは勝ちきれた、勝ちきりたかった一戦でした。

 

小柏が負傷離脱したものの、代わりに2試合続けて起用されたのがスパチョークというところに、機動力重視の布陣での手ごたえをペトロヴィッチ監督が掴んでいることが窺え、スパチョークもその起用に先制ゴールで応えた格好でした。

 

小柏とスパチョークでは持ち味が違うので、小柏の役割を別の誰かが担う必要があり、それが曖昧だったC大阪戦と異なって浅野が担うことがある程度明確になっていた点が内容にも繋がったのかなと、私は見ました。

 

ここまでリーグ上位に位置する神戸は強く、パスの出しどころが難しくなるような巧いハメ方をしている点に強さを感じましたかね。

 

ただ、札幌も機動力重視の前線からの連動したマンツーマンディフェンスで一歩も引かず、五分五分以上の試合に持っていけたところにチームの成熟度が窺え、ペトロビッチ体制で積み上げてきたものが機動力重視の布陣で一つ上のステージに達した感がありますかね。

 

後は決めきるところの質をもう少し上げられればトップ3も狙えるんじゃというのも、この試合で感じた点。

ペトロヴィッチ監督が試合後のコメントでよく言うセリフ...「あと2、3点は取れても不思議ではなかった」...と言いたくなるような内容でしたかね。

 

シュート精度というよりも、決定機の場面でのプレー選択の部分の方が気になりまして。

シンプルに空いている選手に出した方が得点の確率が高そうな場面で無理にシュートを狙いにいったり、その逆もまた然り。

 

決定機の場面でのプレー選択の質が上がってくれば、まだまだ上を狙えるように感じました。

 

 

このシーンはプレー選択の質は完璧だったのですが、単純にシュートが当たり損ねたというシーンでしたね。

これが決まっていれば珍プレーとして長年語り継がれるであろうシーンだったと思いますし、勝ち点3にも繋がったのかなと思いましたかね。

 

この試合は、イニエスタの神戸でのラストゲームという特別な一戦でした。

 

今シーズンここまでリーグ戦の出場は3試合38分、初のスタメンとなったイニエスタの出来自体はそれほど悪くはないと感じましたが、周りとの意思疎通が嚙み合わず...試合に出ていないのでそれはやむを得ないことなんですが...

 

それに加えて、強度の強さが今シーズン躍進のポイントになっている神戸において、強みが異なるイニエスタが入ることによる生まれた隙。

これが試合内容にも影響したように私は感じました。

 

■得点シーン

 

左サイドで組み立てて、空いた右の金子に出し...というシーンがこの試合多かったですが、その金子のクロスから生まれた先制ゴール。

金子のふんわりクロスは、中に待ち構えていた浅野、荒野の中間あたりに入ってしまいましたが、GKが弾き出したこぼれ球が最奥に入ってきていたスパチョークへ。

スパチョークが落ち着いて押し込んでのゴールでした。

 

 

次節は7/8(土)アウエーでの福岡戦です。

 

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