スタメンは前節から3名変更。
キムゴンヒ、中村、クソンユンに代わり、駒井、ルーカスフェルナンデス、菅野が入りました。
水曜日のルヴァンカップグループステージ第4節からは8名変更。
■ハイライト
■総評
・3-1になったはずが2-2...
・前半で試合を決めることができず勝ち点2を失う
・後半突然の失速、その要因は?
■感想
前半を2点のリードで折り返し、後半早い時間に1点を返された直後にその出来事が起きました。
中盤でキムゴンヒが奪ったボールを拾った浅野が迷わず振り抜いた50m級のロングシュートはゴールと認められれば年間最優秀ゴールに選ばれても不思議ではないスーパーゴールでした。
1点差に詰め寄られた札幌が再び2点のリードに引き離したと思われましたが、ここでVARが介入。
現地で観ていた方はもちろん、DAZN観戦だった私も何が問題になっているのかさっぱりわかりませんでしたが、札幌ペナルティーエリア内での青木のトラップがハンドではないかということでの介入でした。
そして、オンフィールドレビューの結果としてそれは受け入れられ、浅野のゴール取り消しかつ、福岡にPKという札幌にとってはまさに天国から地獄へと突き落とされる判定となりました。
この判定自体に文句のつけようはなく、ハンドと判定されたシーン後にプレーが切れた場面が浅野のゴールだっただけの話ではあるのですが...何と残酷な判定かな...と誰しも感じてしまうであろう場面でした。
このPKを決められたことで2点のリードを守り切れず勝ち点2を失う結果となりましたが、その要因として2つ挙げることができます。
1つは2点のリードを奪った前半で3点目を取り切れなかったこと。
前半はまさにやりたい放題と言って言い過ぎではないほどの札幌ペース。
右サイドの金子を中心に浅野、ルーカスフェルナンデス、菅などが連動してそれこそ何点でも取れそうな展開で、さらに攻め込まれても相手の消極的なプレーセレクトに助けられての無失点と運も向いている印象で、3点目を取り切れていれば楽勝だったのにな...と悔やまれるのが、2点のリードを奪った後の悪い意味で余裕を持ってしまったプレー振りなのかなというのが私の見解です。
2点取るまでと同じようにプレーできていれば3点目も時間の問題だったように感じていましたが、そういかないのがサッカーの難しいところなんでしょうね...
もう1つは後半の突然の失速。
福岡が布陣を変えてきたことに対応できない内に失点...というのもある程度はわかるんですが、それだけでは説明がつかないほど一気に動きが落ちたように私には見えました。
ここでその点についての両チーム監督の試合後コメントを引用しておきます。
[ 長谷部 茂利監督 ]
--2点差を追いついたが。
何が原因かは分かりませんが、後半、札幌が少しパワーダウンしたのか、抑えたのか。そうしたところがあって、自分たちがさほど良くなったとは思っていませんが、それに助けられた中で追いついたと思います。
[ ペトロヴィッチ監督 ]
前半は非常にテンポの良い、アグレッシブな戦いをして、そして素晴らしい形で得点を取れました。後半は少し走れていない選手がいて、やはり負傷明けの選手はなかなかコンディションが戻っていないように見えました。
[引用元]
相手監督からも後半動きが落ちたことが明らかで、ペトロヴィッチ監督曰くそれは負傷明けの選手の動きが落ちたことが影響しているということで、怪我人の多い状況でそういう選手たちをスタメンで使わざるを得ないチーム状況からは必然の結果だったと言えるのかもしれません。
そう考えるとなおさら前半で試合を決めきれなかったことがホントに悔やまれる一戦でしたね。
■得点シーン
地を這うシュートが炸裂🔥
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) April 23, 2023
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第9節
🆚 札幌vs福岡
🔢 1-0
⌚️ 5分
⚽️ 荒野 拓馬(札幌)#Jリーグ#札幌福岡 pic.twitter.com/xtnoT85DUd
荒野こんないいシュート打てるんや...と思ってしまった先制ゴールw
右サイド金子の突破は元鹿島の小田のスライディングに阻まれるもこぼれ球を拾ってゴールライン際を抉ってからの折り返し。
それは相手ディフェンスのブロックに合うも、こぼれ球を荒野が右足一閃。
抑えの効いた見事なシュートでした。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 23, 2023
カウンターで見事に崩した
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後ろから運んだ浅野雄也が最後も仕上げた🙌
🏆J1第9節
🆚札幌×福岡
📺 #DAZN LIVE配信 pic.twitter.com/xGIQQe1bAV
今年に入ってからたびたび見られるようになった華麗な崩しからの追加点。
ここ数年の積み重ねが形になった表れていると感じていてチームとしての成長を感じさせます。
福岡の攻めを凌いでからの早い攻め。
駒井の楔を受けてドリブルで長い距離を運んだ浅野起点で崩し切りました。
浅野から左青木→駆け上がってきたルーカスフェルナンデス折り返しに浅野流し込む。
次節は4/29(土)アウエーでの横浜FC戦です。
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