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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

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【2023 J1 第13節】湘南ベルマーレ 2 - 4 北海道コンサドーレ札幌　実を結びつつある超攻撃的サッカーで今季初の連勝

20.コンサドーレ 20.コンサドーレ-2023 20.コンサドーレ-2023-J1

 

スタメンは前節から変更なし。 

 

■ハイライト 

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■総評 

・実を結びつつある超攻撃的サッカー

・不運なPK献上に畳みかけられてしまう悪い癖

・交代カードで失った流れを掴む

・スコア以上に地力の差を感じさせた試合内容

 

■感想 

2試合連続の大量得点勝利で、今季初の連勝を飾りました。

 

- GK含めたビルドアップでペースを作り

- 両WB含めた5トップで厚みを持たせた攻撃を仕掛ける

 

この、札幌就任前からあったペトロヴィッチサッカーのベースに加えて、2020シーズンから取り組み始めた

 

- マンツーマンディフェンスという攻撃的守備

 

これが成熟期を迎えたことで、相手にとっては簡単には勝たせてもらえないチームとして認識されてきた札幌。

 

一方で、前線から追いかけられることが戦術の胆であることから機動力重視のいわゆる0トップ布陣がマンツーマンディフェンスという攻撃的守備には不可欠ですが、それにより得点力に課題を抱え、勝ち点を落とす試合が散見された。

 

これが昨シーズンまでの札幌でしたが、浅野というピースが加わることによって課題だった得点力が向上し、超攻撃的サッカーが実を結びつつあるのが2023シーズン、北海道コンサドーレ札幌の現在地なのかなと感じました。

 

浅野一人の力というよりも、彼が加わることで足りなかったピースが埋まり、チーム力が向上したことが内容そして結果に表れているように私には見えます。

 

この試合でも主導権を握る時間が多く、取り分け後半逆転された以降は攻守の切り替えの早さで威圧感すら感じさせる勢いで相手を押し込んでいったのが印象的でしたね。

 

試合を総括すると、一時は逆転されるもすぐにひっくり返し、さらにダメ押し点で引き離した札幌の強さが際立ち、2点差というスコア以上に地力の差を感じさせましたが、点の取られ方が相変わらずで、課題だった得点力が向上した今、次取り組むべき課題はここなのかなと感じます。

 

同点ゴールに繋がったPK献上のシーンは不運としか言いようがないのでしょうがないとして、それに納得がいかず浮足立ってしまった隙を突かれての連続失点はいただけなく、年に何回も散見される状況を改善しないことには得点も多いけど失点も多いチーム止まりで終わってしまいます。

そこからリバウンドメンタリティを発揮して再逆転に繋がったのは成長の証しではあるのですがね。

 

ちなみに、PK献上のシーンを不運と言いましたが、判定自体は妥当だと思っています。

シュートブロックにいった際に身体から離れた腕に当たったもので、意図したハンドではありませんが現状のルールと照らし合わせるとPKの判定は妥当と考えます。

 

シュートに対してのブロックに横向きになってしまったことで腕が身体から離れてしまったことがハンドに繋がってしまい、シュートに対する恐怖から横向きになってしまうというのは...まあしょうがないかなとは思い、それが偶然腕に当たったという点では不運なのかなというのが私の意見です。

 

一旦は逆転されたのをひっくり返すことができたのは、逆転直後に切った交代カードにより失った流れを引き戻せたことが大きかったのかなと感じております。

 

動きの落ちてきていた宮澤、福森といったベテランを代え、ストライカータイプのミラントゥチッチや中島ではなく、スパチョークを入れたのがキーポイントだったのかなと私は感じました。

 

これまでにはなかった采配でしたが、スパチョークを入れたことで前線での機動力が維持され、それが相手を押し込むことに繋がり流れを引き戻しての再逆転に繋がったと思います。

スパチョーク自身に得点がついたことはおまけみたいなもので、彼を入れたことで機動力を維持できたことの方が大きかったように感じました

 

■得点シーン

 

序盤から押し込んだ中での先制点で試合の主導権を握りました。

金子の突破からのグラウンダークロスに浅野、小柏おとりで駒井が流し込みました。

目立ちませんが、相手との駆け引きで受けるタイミングでフリーになった駒井の動き出しがよかったですね。

 

 

右サイド浅い位置からの田中駿アーリークロスに小柏ダイビングヘッド。

パスを呼び込んだ小柏への田中駿のクロスの精度がヤバいですね！

小柏もよく合わせましたよ。

 

 

湘南エンドでの湘南スローインの流れで取り切ってのショートカウンター一閃。

小柏から受けた浅野が左足で逆サイドに流し込みましたが、これは浅野を褒めるしかないんじゃないですかねｗ

湘南サイドからの視点だと、浅野は左足でシュート打ちたいはずだと予測を立てれたら最初の切り返し読めてたと思うんですが...あの角度から決められたら脱帽するしかないですね。

 

 

左サイド深い位置で受けたスパチョーク、相手が寄ってこないと見るや、逆サイド隅を狙ったコントロールショット。

相手の寄せの甘さを生み出した田中駿の動き出しもよかったですね。

 

 

次節は5/19(金)ホームでの京都戦です。

 

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