これで3試合連続の無得点で3試合勝ちなし(2分け1敗)となりました。
ガッチガチに守りを固めてきたことで難しい試合とはなりましたが、下位低迷でチーム再構築中の相手とは成熟度で大きな差があるのは明白でしたので、勝ち点3を取っておきたかった試合でした。
スタメンは前節から1名変更。
荒野に代わり、中野が入りました。
3日前のルヴァンカップ湘南戦からは8名変更。
■総評
・ガッチガチに固められた守備網崩せずの無得点
・それでも焦れずに失点しなかったのは評価できる
・ルーカスフェルナンデスのシャドー起用当たり、中野もフィットしてきた
下位に低迷し、宮本監督の解任もささやかれ始めていたG大阪。
前節、大胆なメンバーチェンジを行い大阪ダービーを勝ち切りましたが、この試合を観た印象としては、
・守備は走れる若手を中心にし、ライン低めでハードワーク
・攻撃はアデミウソン、ファンウィジョに倉田を絡めた個の力頼み
こんな感じでして。なりふり構わず勝ち点を取るサッカーにシフトした印象です。
これで若手も育って来るでしょうし、かなり思い切った感じはしますが、いい方向に向くのではと見ています。
おっと!他チームのことに字数を割いてしまいすいません( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
ということで守備に重きを置いた相手の守備網を最後まで崩し切れなかったわけですが、まだベストメンバーとは言えないメンツとは言え、こういう試合を勝ち切れるようにならないともう一段高みを目指すなんて言ってられないわけでして。
監督は前向きに捉えているようで、これを糧にして成長していけばよいとは思うのですが、繋ぎの部分はまだよいのですが最後のフィニッシュの所での精度といいますか、思い切りのよさみたいなのが欲しいところですよね。
出す選手を探すか自分で打つか判断するのに時間掛かってって場面が減って来て、ボールもらう時点でその判断が前もってできるようになってくるといいんですが。
逆にこういう試合で焦れて前掛かりになってカウンターで失点を重ねてきた守備陣については、この試合では焦れずによく我慢ができてたように思います。
アデミウソン、ファンウィジョと言った、打開力のある攻撃陣に苦戦はしていましたが、最後の最後のところはやらせなかったのは評価できると思います。
この試合で光ったのは、まずシャドー起用に応えたルーカスフェルナンデス。
ボールを収めるテクニックが光りましたね。
局面を突破力で打開する力はアンデルソンロペスには劣りますが、ボールの収めどころとしては十分でしたし、スペースに抜ける動きも慣れてくればもっと怖さが出てきそうです。
ただ、本質的にはサイドアタッカーで、サイドから切り込んでくる方が怖さがあるので、中に切り込んでくるプレーを好みそうな中野と連携して上手いことポジションチェンジできるようになると、チームとしてのオプションが増えますね。
そしてもう一人光ったのがその中野。
ここに来てフィットしてきたようで、右サイドで攻撃のいい起点になりましたし、守備も問題なかったように感じました。
中に切り込んでくるプレーが好きそうな印象を持ちましたので、前述したようにルーカスフェルナンデスと一緒に使ってポジションチェンジすると相手に取って怖さが増すんじゃないかなと。
次節は6/1(土)ホームでの広島戦です。
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