ようやくようやく長いトンネルを抜けることができました。
10試合ぶりの勝ち点3は、延期となっていた第12節アウエーの地に転がっていました。
季節は秋、ここから実りの秋となるでしょうかね。
スタメンは3日前の第16節浦和戦から4名変更。
ジェイ、ルーカスフェルナンデス、宮澤、田中に代わり、アンデルソンロペス、白井、高嶺、キムミンテが入りました。
■ハイライト
■総評
・試合を動かした金子の推進力
・スピードで何とかするキムミンテの存在感
・勝てたから言える勝たなきゃいけない相手のクオリティ
■感想
新型コロウィルスのクラスター発生により、約1か月試合が行えなかった鳥栖。
ルヴァンカップ準々決勝、そして延期になった鳥栖との試合が入った札幌。
ともに9月は超過密日程となっている両チーム。
その連戦を考慮してなのか両チーム抑え気味の前半45分で、いつもスタミナ任せにハイプレスを仕掛けてくるイメージなのに、自陣でじっくり待ち構えている鳥栖の方がより抑え気味だったように感じました。
札幌も最近取り組んでいる徹底マンマークからのショートカウンター狙いは抑え気味で、さすがに9試合勝ちなしというどん底のチーム状態から現実路線にシフトしたように受け取りました。
正直低調だった前半からうって変わり後半は札幌が主導権を握っていく流れに。
それに大きく寄与したのが、チャナティップに代わって後半開始から投入された金子。
持ち前のキープ力で溜めを作るチャナティップに変わって縦の突破が持ち味の金子が入ったことでチームに前への推進力が生まれ、それが鳥栖のビルドアップの綻びを生んでの先制そして追加点でした。
数試合前にスタメンだった時に右WBで良さを見せましたが、この試合でも最初は2シャドーの右側、途中からは右ワイドと右サイドで使われましたが、得意なのは左足で右もそこそ使えるということで、スピードのある金子は相手に取っては厄介な選手になってきています。
前線で良さを見せた金子に対してバックラインで存在感を出したのがキムミンテ。
高いボールは跳ね返し、裏を取られても持ち前のスピードで何とかしてしまうキムミンテが不動のレギュラーではない理由、それはビルドアップでの貢献度の低さであることは間違いがないとは思いますが、菅野がクソンユンより足元に長けているのでそれで相殺ってわけにはいかないですかね...
守備を安定させるにはキムミンテが3バックの真ん中にいるのが一番いいのは誰の目にも明らかですし、それがいい攻撃にも繋がると思うんですがね。
勝てたからこそ言えるんですがw
この日の鳥栖の出来はお世辞にもいいとは言えず、スタメンほとんどを前の試合から入れ替えていたらしく。
だからなんだと思いますが、繋ぎでのミス、GKのフィードが誰もいないところにいくというのも多く、正直勝たないといけないレベルだったと感じました。
それでも9試合勝ちなしでしたから2点リードしていても決して安心して見ていられる試合ではなかったですね...最後も徹底的にパワープレーを仕掛けられてたらどうなっていたかわかりませんが、中途半端に繋いできてくれたのが幸いしましたねw
■得点シーン
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) September 16, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第12節
🆚 鳥栖vs札幌
🔢 0-1
⌚️ 61分
⚽️ 駒井 善成(札幌)#Jリーグ#サガン鳥栖vs北海道コンサドーレ札幌
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/9XzUdeRNlu
これは今節のベストゴールと言っていいスーパーロングだったんじゃないですかね...
あ、第12節他の試合は実施済の時はどういう扱いになるのか...
決して狙ったわけじゃないと思いますが、アウトにかかって右ポストに跳ね返ってのゴール。
スピードもあって、GKとしてはノーチャンスでした。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) September 16, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第12節
🆚 鳥栖vs札幌
🔢 0-2
⌚️ 67分
⚽️ アンデルソン ロペス(札幌)#Jリーグ#サガン鳥栖vs北海道コンサドーレ札幌
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/45Yb60AwmB
ピッチに入って1分で仕事をしたドウグラスオリヴェイラのスルーパスからアンデルソンロペスが飛び出したGKの上を抜きました。
■採点
まだまだ続く連戦。
ここからさらに中二日、9/19(土)に第17節が実施されます。
ホームでのガンバ大阪戦です。
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