アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶ\(^O^)/

アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶな札幌在住のSEが語ります。

【2021 J1 第15節】サガン鳥栖 2 - 1 鹿島アントラーズ 相馬体制初黒星は、インテンシティ高い戦いに屈した悔しい逆転負け

f:id:nvtomo:20210522194511p:plain

f:id:nvtomo:20210522194527p:plain

 

スタメンは前節から1名変更。 

常本に代わり、広瀬が入りました。

3日前のルヴァンカップ札幌戦からは10名変更。

 

■ハイライト 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

■総評 

・力負け 

・強度の高さが続いた90分

・後半早々の失点が勝負の分岐点だった 

・暴力行為に対するカードの色の是非 

 

■感想 

 

力負け

 

この一言に集約される、相馬体制初黒星でした。

 

相馬監督の試合後のコメントからも力負けであったことを伺わせます。

引用すると長いので、全文はこちらをご覧いただきたいのですが、

 

www.jleague.jp

 

抜粋すると以下の2点。

・相手の持ち味はわかっていて準備してきたが越えることができなかった

・運動量の差で優位を取られボールを持てなかった

 

選手個々の力で劣っているとは決して思わないのですが、相手の土俵ともいえるインテンシティの高いゲームでチームとしての完成度の差が出てしまった印象でした。

 

鳥栖は元々ハードワークを売りにしていたチームでしたが、コロナ禍で降格のなかった昨シーズン苦しみながら取り組んでいた繋ぐサッカーが今シーズン花開いた感じでしょうかね。

 

今の順位も頷ける戦いぶりで、負けて悔いなしとはいいませんが、素直に強さを認めざるを得ない内容でした。 

 

前半はまだ渡り合えていた印象で、ラッキーな形で先制もして、徐々に押し込まれる時間は増えてきたものの、1-0の時間がもう少し続いていれば相手も焦れてきてもっと違った展開もあり得ましたから、後半早々に同点に追いつかれたのが勝負の分岐点になったのかなと感じました。

 

ハーフスペースを効果的に使われ、最初の内は何とか食らいついていたのがついていけなくなり、それが同点に追いつかれたことで相手にさらに勢いが生まれ防戦一方になり、交代カードで劣勢の流れを変えようとした矢先の逆転ゴール。 

 

ビハインドの後はピトゥカを中心に攻勢に出て、永戸を一列上げることでさらに攻勢を強めましたが、ゴールネットを揺らすまでには至らずそのまま試合終了。

 

大きな差は感じませんでしたが、現時点では何回やっても結果はともかく、内容は同じように押し込まれる時間が多いと思わせるぐらいの差は感じたゲームでした。

 

ピッチの横幅の広さを上手く使われた印象で、同じように攻めてくるチーム相手だと苦戦してしまうかもしれませんね...

 

後は、エヴェラウド、染野が離脱中で上田綺世もなかなか調子が上がってこない中で、本職のFW不在で決めきるところに課題があるのも、この試合では影響しましたね。

 

最後に、40分より少し前にあったシーンについて。

ハイライトには含まれていませんが、鹿島のファールでプレーが止まった際に小競り合いが発生しました。

ファールに起こった鳥栖の選手に対して三竿が威嚇したところに、鳥栖エドゥアルド選手が割り込んできて、三竿を両手で突き飛ばしたというシーンです。

 

こういうシーンでよく見られるのは、ちょっと軽く押しただけなのに大袈裟に倒れて、相手には一発レッドが出て...というシーンなんですが、これは冗談抜きで思い切り突き飛ばしていて、三竿が怪我してもおかしくない場面でした。

 

当然突き飛ばしたエドゥアルド選手には反スポーツ的行為でレッドカードが提示されるものと思われましたが、提示されたカードはイエロー。

これで彼が退場になっていればその後の勝負の行方にも影響は及ぼしたことは間違いがないのですが、勝敗よりもこれが一発レッドにならない理由が知りたいというのが正直なところですね。

 

■得点シーン

 

素早いリスタートからの松村のシュートがリフレクションしてゴールイン。

ラッキーなゴールであることは間違いがないのですが、素早いリスタートと松村の思い切りの良さが生んだゴールですよね。 

 

 

鹿島の守備陣形が整う前に左サイドからの速い攻めで崩されてしまいましたね。

札幌から期限付き移籍中の中野(嘉)のクロスから生まれた得点というのが、私的には複雑な気分です...多分札幌にはもう戻ってこないような気がします。 

 

 

これも左サイドからのクロスでしたね。

一度は跳ね返したものの、ファーで受けられて、マイナスの位置にフリーでポジショニングしていた樋口に仕留められると。

ファーに流れた時点で動き直してボール出しを要求していますから、相手にとっては狙い通りで、鹿島としては人数が揃っているので、誰かがケアーしていないと駄目なシーンでしたね。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は5/26(水)ホームでのセレッソ大阪戦です。

 

↓ランキングに参加しています

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ