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【2022 J1 第1節】ガンバ大阪 1 - 3 鹿島アントラーズ 攻守に見える昨シーズンとの違いに抱く大きな期待感

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2022シーズンの開幕戦は伝統の4-4-2でスタート。

新加入選手ではキムミンテ、樋口、鈴木がスタメンに名を連ねました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・攻守に見える昨シーズンとの違いに抱く大きな期待感

・勝負の分岐点は一発レッド

・鈴木優磨帰還を上回る上田綺世の存在感

 

■感想 

レネ・ヴァイラー新監督不在の中での船出となりましたが、昨シーズンからの変化が素人目にもわかる開幕戦でした。

 

昨シーズンと比べると球離れが早く、一気に攻め切ろうという意図が、特に前半は見えてましたね。

昨シーズンあれだけ噛み合わなかった攻撃も、選手の入れ替わりが多く、シーズン最初の公式戦とは思えないぐらいスムーズで、DAZNの解説だった水沼さんの言葉を借りるならば、「選手が同じ絵を共有できている」ことの証左なのかなと感じました。

 

選手が密集している狭いエリアにも縦パスがずばずば入ってくるシーンが目立ち、それが多くのチャンスを創出していて、33本というシュート数がそれを物語っています。

 

守備面に関しても、強度はともかくとして、個々の選手の動きが連動しているのが昨シーズンと違うところかなと見え、特に、2点目に繋がった相手バックラインでのビルドアップに対しての寄せが早くかつ的確にできていたんじゃないですかね。

 

正直なところ、守備面は危うさが垣間見えましたが、それは攻守にアグレッシブさを前面に出していることで、それを突破されたときの薄さが危うさに見えている印象で、どちらも取ることはできないので、バランスをどう取っていくかというところだと思います。

 

いいところばかりが目立った開幕戦でしたが、前半38分でパトリックが退場し、相手が一人少なくなったことが大きな要因になってますので、額面通りには受け取れませんが、これからの積み上げに大きな期待感を抱かせるナイスゲームだったと感じました。

 

パトリックが退場したシーンはハイライトに含まれていますが、鈴木に倒された際に足を掴まれたのにイラっとして鈴木の腹を肘で押した感じですかね。

 

鹿島サポ視点でも、優磨演技大袈裟だろ( ゚∀゚)・∵. ガハッ!! とは思いますし、足を掴んだのも悪いとも思います。

それでも、それに対して手を出してしまってはサッカーという競技ではそちらの方が悪いとなってしまうので、一発レッドはしょうがないかなと。

 

ただ、一発レッドになるかイエローに留めるかは主審によりけりかなとは思っていて、どちらだとしても、VARがそれを明白な間違いだとして覆せるほどではない(主審の判断が尊重される)、グレーゾーンのある場面だったかなというのが私の見立てです。

 

選手個人で見ると、2019シーズン途中に移籍して以来の復帰となった鈴木優磨の献身性が際立ってましたかね。前線での収めどころとして機能したのに代表されるように、FWとしてのエゴよりも攻撃の潤滑油となることを優先していたように見えました。

 

そして、その献身性あってのものとも思いますが、フィニッシャーとしての役割に専念できた上田綺世の存在感が際立ったゲームだったと感じました。

 

常にラインブレイクを狙うプレーやパンチ力のあるシュートは相手の脅威になり続け、できればハットトリックさせてあげたかった秀逸の出来だったと思います。

荒木とともに夏に海外移籍が既定路線かと思いますが、それまで怪我無く稼働すれば、周囲を納得させるだけの結果を残せるんじゃないですかね。

 

■得点シーン

 

Jリーグ公式チャンネルで尺の長いバージョンも見つけましたので貼り付けておきますね。

 

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相手のアバウトな放り込みを跳ね返し、こぼれ球を拾ったディエゴピトゥカからのパスに反応した上田のラインブレイク炸裂。

跳ね返した瞬間から準備してパスを要求していたのが光りますね。

シュートも決して簡単なものではないですが、パンチのあるいいシュートでした。

 

 

こちらもゴラッソでしたね...

コーナー角をきっちり狙ったシュートで、さしものクォンスンテも見送るほかありませんでした。

 

 

相手バックラインでのビルドアップを土居が引っ掛けて、こぼれ球鈴木が流し込むと。

狙っていた相手ビルドアップに対して組織的に追い込んでいった結果が生んだものですね。

 

 

スローな組み立てからディエゴピトゥカ縦一発でスイッチオンした緩急のつけ方が素敵な3点目。

荒木が収めて上田がワントラップシュート。

密集している狭いエリアで収めてパスを出せる荒木、相手ディフェンスの間に一度っていた上田の位置取りとトラップ&シュート。

若手二人の個の力が光ったダメ押しゴールでした。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は2/26(土)ホームでの川崎戦。

いきなりの大一番になります。

なお、週中に予定されていたルヴァンカップは対戦相手である大分トリニータ新型コロナウイルス陽性判定及び濃厚接触者が多数発生した影響で中止になっております。

 

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