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【2023 J1 第26節】北海道コンサドーレ札幌 4 - 0 ガンバ大阪 秋の訪れとともに長いトンネル抜け出す

 

スタメンは前節から2名変更。 

浅野、岡村に代わり、小柏、宮澤が入りました。

 

■ハイライト 

www.youtube.com

 

■総評 

・ぶれない攻撃サッカーでトンネル抜け出す

バンディエラ中心によく守った

・タイの至宝はシュート精度に自信あり

・右WB浅野の可能性

 

■感想 

リーグ戦では6月3日第16節柏戦以来、10試合ぶりの勝ち点3。

春の終わりからの長い長いトンネルを抜けだしたら季節は秋を迎えていました。

 

守備の中心 岡村を出場停止で欠くも、チームのバンディエラ宮澤を中心によく守れたことが大きかったですが、勝てない試合が続く中でもぶれずに攻守にアグレッシブな攻撃サッカーを貫けたことが勝利の要因と言えるかと思います。

 

ブロック敷いて守り固めて守り切れるチームではないので、中途半端にならずに怖がらずに攻撃的な姿勢を貫けたのが大きかったですよね。

 

強度の面で不安視されたCB宮澤ですが、経験に裏打ちされた読みの良さを存分に発揮してのインターセプトが目立ち、身体を張っての守備も及第点以上に頑張ったと思います。

さすがにフルタイムは厳しかったですが改めて存在感を示した宮澤でした。

 

ガンバ大阪が札幌の土俵に乗っかってオープンな戦い方を挑んできてくれたことで札幌の良さが出た面もあるのかなとも見ていたのですが、試合後のガンバ大阪 ダニエル ポヤトス監督の試合後コメントからはそれが窺える内容でしたので引用しておきます。

 

[ ダニエル ポヤトス監督 ]
--G大阪側としては何が問題だったか。
札幌の戦い方に、自分たちから持っていってしまった。先制され、そのまま相手の流れで戦い続けてしまった。戦い方を間違えたというところがあり、この試合についてはそれ以上考える必要はなく、悪い試合をしてしまったということです。
引用元

 

攻撃面では何だかんだ言っても小柏の存在感が大きかったですかね。

スパチョークと横並びの2トップは攻守に緩急をつけた動きが相手にとって脅威となっていた印象。

ただ走るではなく緩急をつけることで相手と駆け引きをして、守備面で何度か相手のフィードを引っ掛けるシーンがあったのが印象的でした。

 

トップの選択肢となっている浅野を加えた3選手の中で、一番体を張れているのが小柏であり、彼がいないと強度的に厳しい面が否めないかなと感じた次第です。

 

そして、小柏のパートナーとしてのスパチョークの存在感も感じられたゲームなのかなとも感じました。

 

前の試合でも示した通り、タイの至宝とも呼ばれるスパチョークの持ち味は何と言ってもシュート精度。

スペースや時間が与えられない中でもコースを狙った強さのあるシュートを打てるのが強みで、チームにフィットしてきたことで持ち味を発揮できるようになってきた印象。

これからはマークも厳しくなってくると思われるので、それを乗り越えられるかですかね。

 

試合は終了間際の立て続けの2得点で大差がつきましたが、その2得点に絡んだのが右WBとして途中出場した浅野。

確か加入直後に使われてさっぱりだった印象でそれから中で使われるようになったんですが、ここ数試合途中からワイドにポジションを移すことがあって気にしていました。

 

この試合は途中出場での右WBでしたが、これは金子の穴を埋めるピースになり得るかも...という可能性を感じました。

3点目に繋がった左足でのクロスの精度、4点目となったカットインしての左足はともに素晴らしく、一度スタメンで見てみたいほど秀逸の出来でしたかね。

 

■得点シーン

 

左サイドに深い位置で起点になった小柏からの先制点。

中へのカットインは相手に阻まれるも、ペナ角スパチョークに受け渡してからの右足一閃は逆サイドネットに吸い込まれました。

 

 

相手陣地でのルーズなボールを取り切った小柏が2点目の起点にもなりました。

馬場のパスを呼び込んだ駒井は相手に倒されるも、こぼれ球に特攻した小柏拾ってからのシュート。

これはGKに阻まれるもスパチョーク難なく押し込む。

 

駒井が倒されたシーンでプレーを止める選手がいる中で全力スプリントした小柏のプレーそして、流れを瞬時に判断してアドバンテージ取った主審のジャッジが光った2点目でした。

 

 

右サイド一瞬のスピードで抜け出した浅野。

相手の寄せが甘いのもありましたが、左足でのクロスはファーに呼び込んだキムゴンヒにピタリ。

シュートは一度阻まれるもこぼれ球押し込む。

 

 

トドメの4点目は自陣からのロングカウンター一閃。

中駿がためを作ってから右サイド駆け上がった浅野へ。

ディフェンスと駆け引きしながらのシュートは相手に当たるもそのままゴールイン。

ゴールインしてなかったらハンドでPKでしたねw

 

 

明治安田生命J1リーグは2週間中断。

次節は9/16(土)ホームでの湘南戦。

中断期間中にルヴァンカップ準々決勝開催。

横浜F・マリノス相手に1stレグ9/6(水)@ホーム、2ndレグ9/10(日)@アウエーでの戦いとなります。

 

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