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【2023 J1 第25節】川崎フロンターレ 2 - 2 北海道コンサドーレ札幌 1つの凡ミスで流れを引き渡すも死に物狂いで何とか勝ち点1を持ち帰る

 

スタメンは前節から4名変更。 

小林、青木、中村、大谷に代わり、スパチョーク、荒野、馬場、高木が入りました。

 

■ハイライト 

www.youtube.com

 

■総評 

・2点リードからの暗転

・流れを引き渡した1失点目

・負けないでよかった...

 

■感想 

前半終了時点で2-0。

 

今日こそは勝てるのでは?

 

という淡い期待は、VARオンフィールドレビューの末の岡村レッドカードにより打ち砕かれることになりました。

 

youtu.be

 

ハイライトの該当シーンからのリンクを貼りつけておきますね。

 

リアルタイムで見た際は、接触自体はファールかも微妙なほど軽微で、DOGSOと言われればそうなんだけど...DOGSOに接触の強度が関係あるのかわかりませんが...レッドは厳しいのではと感じました。

 

ですが...ハイライトの該当シーンの最後で接触時のスロー映像見ると、岡村はボールに触れておらず、軽微は軽微だけど足がマルシーニョに触れており、ファールであることは疑いようがなく、さらにこの接触がなければ逆サイドの馬場も明らかに間に合っておらずGKと1対1に持ち込めたように見えるので、レッドカードの判定は妥当かなと思い直しました。

 

2点リードしているシチュエーションというのを踏まえると、岡村の選択肢としては粘り強く対応してマルシーニョの勢いを少しでも削いで、味方の戻りを待つというのが適切だったと思います。

 

ただ、本記事のタイトルに含めている"1つの凡ミス"はこのプレーのことではなく、1失点目に繋がった高木と宮澤の連係ミスのことを指しています。

 

1人少なくなったものの、人数をかけて粘り強く守備をしていて、それが破綻しそうな雰囲気はなかっただけにこのミスがなければそのまま行けたように私は感じていて、非常にもったいないプレーでした。

 

移籍直後の高木と、控えで恐らく高木と一緒の組での練習をしていない宮澤の組み合わせだったことはエクスキューズとしてはあるんでしょうが。

 

宮澤はもっと高木からの配球を気にしておきチームを落ち着かせる役割を果たさないといけませんし、高木もどういうプレー選択をするかなど周りへの声掛けが必要だったように感じます。

2点リードしていて、1人少ない場面でしたから、失点後がほとんどそうだったように後ろから繋がないという選択肢の方がリスクが少なかったように思いました。

 

この失点で流れを完全に相手に引き渡し、立て続けに2失点目を喫した時は敗戦を覚悟しましたが、その後はそれこそ死に物狂いで謎の長さだった11分のアディショナルタイム含めて凌ぎきり、何とか勝ち点1を得ることができました。

 

集中してブロック敷いてよく守り切ったとは言えるんですが、川崎のチーム力が全盛期そして昨シーズンと比べても相当落ちていることも一因なのかなとも感じました。

継続して見ているわけではないので的外れかもですが、最終ラインの質に課題があり、それにより全体の重心も後ろ寄りになり、それが前への推進力になさに繋がっているように私には見えました。

 

2点リード後の話から入ってしまいましたが、2点のリードは2得点に絡んだスパチョークのスタメン起用が当たった格好でしたかね。

 

トップとしては明らかに強度不足で起点としては相変わらず機能しませんでしたが、チームで一番ではと感じているシュート精度はスペースや時間が与えられていない場面でも出せるほどレベルの高いもので、先制ゴールは彼にとってはたやすいものだったのかもしれません。

 

2得点目に繋がったアシストは圧力の少ないサイドに流れての裏取りからのもので、今のチームの戦い方からは、トップとしての強度不足は許容しつつスピードのあるスパチョーク起用というのがよいのでしょうね。

 

■得点シーン

 

右45度からの福森FKは壁に当たるも、こぼれ球をスパチョークダイレクト。
シュート精度に定評のあるスパチョークらしいビューティフルミドル一閃。

 

 

次節は9/2(土)ホームでのG大阪戦です。

 

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