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【2023 J1 第25節】鹿島アントラーズ 2 - 0 アルビレックス新潟 両SBからのクロスで2トップ揃い踏み、連勝

 

スタメンは前節から1名変更。 

溝口に代わり、広瀬が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・両SBのクロス精度、2トップの決定力がものをいう

・チームとしての前進は窺えるも...層の厚さ前提の戦い方が気になる

 

■感想 

前節に続いて、今の鹿島のスタイルに近しい新潟相手に、完成度では劣るも個の力の差を感じさせる2ゴールを守り切った、そんなゲームでしたかね。

 

その2ゴールを奪った前半は危なげない試合運びで完全に主導権を握りました。

序盤から勢いのあるハイプレスで相手ビルドアップからの組み立てを阻害することでいい形で攻めさせず、攻めに入ってはボール支配率で勝り、両サイドの大外を起点にしてその内側にインナーラップで走らせて裏を取る攻め方が目立ちましたかね。

 

その動きで相手を動かして隙を作る中での2得点でしたが、2得点とも構造的にキレイに崩したというわけではなく、安西、広瀬の両SBのクロスの精度そして垣田、鈴木の2トップの決定力がものをいった印象で、どの試合でもこうなればいいんでしょうが...そうはならないだろうなと感じるわけです。

 

2得点とも何でもないような両SBからのクロスに2トップで取り切ったもので、しっかり崩し切らなくてもこういうので点取れるというのはチームとしての強みではあるんですが、上位チーム相手に互角以上に渡り合うにはこれだけじゃ厳しいのかなと思うので、現状に満足することなく継続して積み上げていって欲しいところです。

 

得点こそ入りませんでしたが、崩しの質、パターンだけなら後半の新潟の方が秀でてましたからね。

 

割とシーズン最初から気にはなっていることがあります。

どの試合でも60分前後で数名交代させているように、岩政監督が実践しているサッカーは消耗度の大きい戦い方であるように思え、交代で出てくる選手が藤井や知念、アルトゥールカイキと層の厚さを感じさせる選手たちがいるからこそできるように感じているのです。

 

国内最多20冠を誇る鹿島アントラーズですが、資金力で飛び抜けているわけではなく明らかに過剰ともいえる層の厚さを来シーズン以降も保てるとは思えず、今より層が薄くなっても同じ戦い方を継続できるのか、疑問の残るところです。

 

■得点シーン

 

これは安西のクロスがパーフェクトでしたね。

垣田の落下点の予測も見事。

ディエゴピトゥカもニアで相手をよくひきつけました。

 

 

スローインからの追加点。

広瀬クロスにニア垣田触ってファーに流れたのを優磨ヘッドで押し込む。

ボールの流れる場所をいち早く感じて動いたところに優磨のストライカーとしてのポテンシャルを感じますよね。

 

 

次節は9/2(土)アウエーでの湘南戦です。

 

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