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【2023 J1 第33節】川崎フロンターレ 3 - 0 鹿島アントラーズ 目標を失った鹿島アントラーズの弱さ...

 

スタメンは前節から3名変更。 

垣田、樋口、広瀬に代わり、知念、松村、須貝が入りました。

 

■ハイライト 

www.youtube.com

 

■総評 

・目標を失った鹿島アントラーズ

・積み上げが見られないというよりは...

 

■感想 

今シーズン最後のフライデーナイトJリーグ

近年苦杯を舐め続けている相手に一矢を報い、来シーズンへの可能性が見える、そんな都合のいい試合にはなりませんでしたね。

 

正直90分見続けるのが苦行のように辛い試合でした。

立ち上がりは悪くはなかったんですよね。

 

理由はわからないのですが、後方からしっかりボールを繋いでくる川崎が何故かロングボール中心の組み立てでゲームに入って来たことで、センターラインが強固な鹿島としては対策し易かったように見え、それもあり序盤は主導権を握りました。

 

ただ、攻撃はいつものようにこれが90分のゲームであることを忘れているかのようなエンジン全開な馬力頼みで、それにより主導権を握れていたように見えたので、この流れで先に点取らないと厳しくなりそうだな...とは感じていました。

 

しかし、相手を押し込んではいたものの決定機まで持ち込めたシーンはなく、マルシーニョとレアンドロダミアンの2選手が中心となり、徐々に動きの良くなってきた川崎が先に点を取ったことで試合の大勢は決してしまったようでした。

 

鹿島は、守備ブロックの構築では一定の成果を残していると言え、それが一時は首位を狙える位置まで上がってこれた要因ではあるのですが、次のステップを見据えて取り組み始めたと思われる攻撃面は、やりたいことは伝わってくるのですがシーズン終盤になってもさっぱり練度が高まってくる様子はなく。

 

むしろ、選手間の息が合わない場面が増えてきていて、積み上げが見られないというよりは壊れてきているかのように見え、それが守備面に影響し...という流れでの3失点に私には見えました。

 

もう一つ、SNSで見かけて確かになと感じたのが、目標を失った鹿島アントラーズは弱いということ。

 

一般に優勝であったり残留であったりと言った明確な目標を失ったチームのモチベーションを保つことは難しく、それが結果に繋がるのはよくある話ですが、常に勝つことを義務付けられたかつての常勝 鹿島アントラーズにはそれがより顕著に表れているように感じ、ここ数シーズンのシーズン終盤の内容、結果とも合致するように思いました。

 

■得点シーン

 

サイドから見事に崩されましたね...

マルシーニョについていた須貝の背後を狙ったスペースへのパスが秀逸でしたね。

一見、スライディングが間に合わなかった須貝のミスのようにも見えますが、これはマルシーニョのスピードを活かしたパスの方を褒めるべきですね。

 

それよりもレアンドロダミアンが飛び込んできたスペースを埋める動きがなかったことが失点に繋がっているように見えますね。

 

 

オンタイムで観てた時は逆サイド深くを狙った対角線のサイドチェンジに見えたんですが、改めて見るとレアンドロダミアンを狙ったのがずれたように見えますね...

 

どちらにしてもそれが須貝とマルシーニョのところに向かっていったわけですが、結果論としてはマルシーニョをリスペクトしてセーフティーにクリアした方がよかったですね。

 

ただ、須貝に対する味方のフォローは欲しかったところですかね。

 

 

PKを取られたシーンはハイライトに含まれています。

この日の早川は、序盤の接触で痛んだのが影響したのか、フィードの精度に問題があったり、PK取られたシーンに代表されるようにプレー判断が悪かったように見えました。

 

 

次節は12/3(日)ホームでの横浜FC戦です。

 

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