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【2023 J1 第33節】FC東京 1 - 3 北海道コンサドーレ札幌　ハーフタイム2枚替えで流れを呼び込んだ見事な逆転勝ち

20.コンサドーレ 20.コンサドーレ-2023 20.コンサドーレ-2023-J1

 

スタメンは前節から3名変更。 

ルーカスフェルナンデス、馬場、高木に代わり、小柏、宮澤、菅野が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・前半から札幌好みな展開ではあったが...

・流れを引き戻したハーフタイム2枚替え

 

■感想 

FC東京相手のシーズンダブルは、ハーフタイム2枚替えで自ら流れを引き戻したことによる見事な逆転勝ちによるものでした。

 

[ ペトロヴィッチ監督 ]
今日のゲームは、両チームが非常に攻撃的で、テンポの速い魅力的なサッカーができたと思います。観ていた人が楽しめるゲームだったと思います。前半は非常にオープンで展開の速いゲームで、両チームにチャンスがあった中で決め切ったのがFC東京。それで０－１で折り返すことになりました。後半は、われわれがより圧力を掛けて狙いとする形で得点ができました。より走る、戦う部分を含めて相手を上回れたと思っています。試合をトータルで振り返っても、われわれ札幌が勝利に値するプレーができていたと思います。
引用元

 

試合後のペトロヴィッチ監督のコメントに、この試合の内容が集約されておりますが、前半からオープンな展開で見ていて非常に楽しいエキサイティングなゲームでしたね。

 

これは札幌好みの展開と言えましたが、前半はなかなかゴールまで迫れず、逆にディエゴオリヴェイラの個の一発にやられ、1点ビハインドでの折り返し。

 

これもう相手にとっては、こんなん決められたらしゃあないやん／(^o^)＼

と脱帽するしかないですよね。

 

インフロントキックで巻いてゴール済へのコントロールするとともにスピードも申し分なし。

GK菅野が一歩も動けないのも納得です。

 

札幌好みな展開にも関わらず、ゴールまでもなかなか迫れず、ビハインドでの折り返しで後半への展望が見えない内容でしたが、ハーフタイムでの2枚替えにより流れを引き戻す形となりました。

 

同点そして逆転ゴールのアシストを記録した中村桐耶のお陰という側面もあるにはあるのですが、それに加えて1トップ+2シャドーだった前線の配置を2トップ+トップ下に代えてきたことも影響したように見えました。

 

最近の札幌を見ていると、相手の最終ラインにより前線の配置を代えてきているようで。

 

  • 3バックに対しては1トップ+2シャドー
  • 4バックに対しては2トップ+トップ下

 

これは前線からのマンツーマンディフェンスのハマりを意識してのことだと思うのですが、4バックのFC東京に対してスタートは1トップ+2シャドーといつもと配置を代えてきていました。

 

これがどういう理由によるものなのかはわかりませんが、後半スタートから2トップ+トップ下に代えたことで、前線からのプレスのハマりがよくなり、それが同点、逆転に繋がったように感じました。

 

前半からのオープンな展開が影響したのか、札幌より先にFC東京の方が動きが落ちてきたこともあり、このまま試合終了。

ホームでの大勝に続き、アウエーでも勝ちきってのシーズンダブルとなりました。

 

■得点シーン

 

この日、右WGに入っていた浅野が中央に絞ってきたことでギャップを生み出したのが得点に繋がっています。

 

スパチョークに渡してからゴールに向かってスプリントした浅野を感じ取った中村からの斜めのスルーパスが見事に繋がっての浅野ダイレクト。

 

中村のパスは精度、スピードともに申し分なく、浅野も見事に流し込みました。

 

 

こちらも中村の斜めのスルーパスがアシストになりました。

右サイドで作って相手を引き寄せてからの左に展開。

そこに上がってきた中村からの斜めのパスに小柏スライディングシュート。

 

 

大森の嬉しいプロ初ゴールは試合を決定づけるスーパーなロングシュート。

GKの位置取りに問題があるようにも思いますが、これは狙ってもなかなか決めることは難しいですよね！

 

 

次節は12/3(日)ホームでの浦和戦です。

 

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