2024シーズン開幕スタメン。
新戦力からは近藤がスタメンに名を連ねました。
■ハイライト
■総評
・決定機ゼロ
・新戦力の期待値
■感想
ペトロヴィッチ体制7年目の開幕戦はスコアレスドローに終わりました。
これで2年連続のスコアレスドローで、引き分けは3年連続となりました。
怪我人が多くてというエクスキューズから始まるシーズンインも毎年恒例となっているぐらいスロースターターぶりが目立つ近年の札幌ですが、今シーズンもそれを踏襲しそうな雰囲気感じさせる開幕戦でした。
クリーンシートに見る通り、守備面は及第点と言えるんですが、攻撃面は何も語れるところがないぐらいさっぱりにも程がある内容で、決定機ゼロに終わったのも納得でした。
前線の動きに乏しかったのもありますし、札幌を研究し尽くしている福岡が人数かけてスペースを埋めることで札幌のパスの出しどころを制限していたことで狭いエリアに押し込まれたのも要因なんでしょうが、ダイナミックなサイドチェンジや個の力での突破など相手を動かす策に乏しかったのが一番大きかったんじゃないでしょうかね。
後半途中、札幌が得意とするオープンな展開になってからは押し込む時間帯が増えましたが、福岡の強固なブロックを崩すには力不足といった印象。
ペトロヴィッチ体制7年目ということで、ベースに揺らぎなく戦いぶりは安定している印象ですが、メンバーの入れ替わりが例年よりも多かったことで、攻撃面の向上にどれぐらい時間がかかりそうかは新戦力次第で全く見えないですかね。
その新戦力ですが、唯一スタメン出場した近藤は後半途中で負傷交代。
怪我の程度は全く不明ですが、持ち味と言われていたサイド突破はあまり見られず、札幌のサッカーへの順応には時間がかかるかもしれません。
途中出場した3選手の中で一番おっ!と思わせたのは大卒ルーキーの田中克ですかね。
ボールタッチやプレーセレクトにいちいち才能を感じさせ、あっという間にステップアップして札幌から旅立っていきそうなぐらいの可能性は感じました。
この田中克と同じタイミングでピッチに入った長谷川は、プレー判断の早さや器用さがあるように感じ、札幌のペースの早いサッカーへの順応は早そうに感じましたかね。
一方で期待の鈴木武蔵は怪我明けでコンディション的にはまだまだな印象で、出場時間の割には見せ場ほとんどなしだった印象。
それでもコンディション整ってくればチームの核になってくれそうな可能性は感じましたかね。
問題はコンディションが整ってくるかでしょうね。
ガンバでもコンディション万全であればとは感じていたのでね。
■得点シーン
なし
次節は3/2(土)アウエーでの鳥栖戦です。
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