スタメンは前節から2名変更。
鈴木、中村に代わり、大森、近藤が入りました。
■ハイライト
■総評
・やっと勝てた...
・勝利を呼び込んだのは3枚替え
■感想
今シーズン7試合目での初勝利は、昨シーズンまでキャプテンを務めていたクラブのバンディエラこと宮澤のゴールによりもたらされました。
試合内容的には痛恨の逆転負けを喫した3日前の試合の方が断然よかったですかね。
最初は、期限付き移籍元の戦いで出場できない鈴木武蔵が出れないことによるメンツ及び並びの違いが影響しているのかなと思いながら観ていたのですが、中二日によるコンディション面の影響といった方が的を得てるかなと思い直しました。
前の試合で良さを出していた小気味よいパスワークが見られなかったり、相手を揺さぶるダイナミックなサイドチェンジがことごとくショートしていたのは、中二日による疲労により動きが重かったり、精度が落ちているからなのかなと。
中二日なのは相手も一緒なんですが、相手はターンオーバーと言ってもよいほど入れ替えてきていたので、札幌の動きの重さがより目立ったのかも。
札幌はみんな動きが重そうで、それを自覚しているからなのか重心が後ろにいっていて、いざ攻めにまわっても前に人数足りなくて、初スタメンとなった大森が孤立無援。
大森は動き自体は悪くなさそうでしたが、孤立無援の状態を打開できるほどの力は当然なく、何もできないまま途中交代となりました。
幸いガンバ大阪もメンバーを大きく入れ替えたからなのかなかなかエンジンがかからずスコアレスで前半を折り返すことになりましたが、少なくても札幌が点取れる空気は皆無でした。
流れが変わったのは64分の3枚替えでしたかね。
時を同じくしてガンバ大阪も3枚替えを敢行し、一気に試合が動き出しました。
札幌は駒井、長谷川、青木の組み合わせになった前線の惜しみないスプリントによりチーム全体の動きを活性化し、それが決勝ゴールに繋がりました。
中でも長谷川の躍動感が一番貢献していましたかね。
同じ動きをスタメンでしていたら45分持つかも怪しいところですが、途中出場だからこそできる動きで、前線から全力で追い続ける動きは、動きの重いチームにスイッチを入れることに大きく貢献してくれたと思います。
決勝ゴールのアシストも技術が垣間見えた素晴らしいものでした。
これで今シーズン初勝利となりましたが最下位なのは変わりなく...
でも、この1勝で大きく変わってくるだけのポテンシャルは秘めていると思っているので、ここからの巻き返しに期待しましょう。
■得点シーン
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 6, 2024
苦しいチームを救うのはバンディエラ
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今季初勝利へ先制ゴールはNo.10‼️
宮澤裕樹がヘディングでネットを揺らす🙌
🏆明治安田J1リーグ第7節
🆚札幌×G大阪
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左サイドから右サイドに移してからの崩し。
浅野突破試みるもマークが二人ついている中でワンレーン内側でフリーの長谷川へ。
長谷川ボール受けて素早く向き変えてのクロスはファー宮澤のヘッドを呼び込む。
お手本のようなきれいな姿勢でのジャンピングヘッド決めた宮澤はもちろん凄いのですが、浅野から受ける前にちらっと中を見てクロスを上げる位置を決めていたと思われる長谷川もクロスの精度含めて凄いと思いましたね。
次節は4/13(土)アウエーでの新潟戦です。
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