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【2023 J1 第23節】北海道コンサドーレ札幌 1 - 1 サガン鳥栖　優位に試合を進めるも...逃げていった勝ち点3

20.コンサドーレ 20.コンサドーレ-2023 20.コンサドーレ-2023-J1

 

スタメンは前節から2名変更。 

荒野、馬場に代わり、小林、福森が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・小林、福森スタメンの狙いが的中

・追加点取れず逃げていった勝ち点3

 

■感想 

6/3以来のリーグ戦勝ち点3は寸前で逃げていきました。

 

移籍、負傷離脱で苦しい台所事情が続く札幌は、ここまで累積警告による出場停止以外では全試合スタメンだった荒野がコンディション不良によりベンチ外となり、宮澤、深井も離脱中のボランチは福森、駒井に。

 

駒井がボランチに入ったことで空席になったトップ下には第6節以来のスタメンとなった小林が入りましたが、その起用が功を奏した展開になりました。

 

一つのパスで流れを変える力を持った小林、福森はそれだけでなく、パスワークの中継役としても大いに機能して、前への意識が強すぎた札幌に溜めであったり落ち着きをもたらし、それにより調子が良かったころの雰囲気が少し戻ってきた感じがありました。

 

守備面でも前線からのマンツーマンディフェンスで、鳥栖の持ち味であるビルドアップをからの攻撃を機能不全に陥れ、試合自体は優勢に進めることに成功しました。

 

ですが、勝てていないからなのか、このメンツでの連携面がまだまだなのか、パスがずれる場面が目立ち、シュートも枠を外れたり、弱くなったりして、そうこうしている間に鳥栖で走力に上回れるようになり、流れを失いそうなところで前半終了。

 

後半立ち上がりにショートカウンターで先制することができ、その後も札幌の時間が続く中で追加点を奪えなかったことにより、鳥栖に数少ないチャンスを仕留められ、勝ち点3を失う結果となりました。

 

札幌のスタイル的には失点をしたことよりも、流れを掴んでいた時間帯に追加点を奪えなかったことを問題視するべきなんだと思います。

金子を失った影響は大きく、小柏も復調途上であり、守備面や繫ぎの面では優位に立てても最後の決めきるシーンでの物足りなさが隠し切れない現状では、まだまだ厳しい戦いが続きそうに感じてしまいます。

 

せめて、ベンチを温め続けているキムゴンヒをスタメンで使えるシチュエーションが見い出せればよいのですが...

 

■得点シーン

 

札幌陣内でボール回収した小柏から始まったショートカウンター。

小柏からの楔を小林が落とし、ワントラップ後、福森が裏のスペースへのパス。

それを呼び込んだ中村はスライディングを交わし、続けざまにアタックしてきたディフェンスよりもわずかに早くボールに触れ、中に折り返し。

そこにフリーで入って来た浅野は流し込むのみ。

 

決めきった浅野はもちろんですが、アシストを記録した中村の良さが出たゴールでしたかね。

 

 

これはもう河原の頑張りを褒めるしかないんじゃないですかね...

決して綺麗なゴールではなく、泥臭ささえ感じました...

 

次節は8/19(土)アウエーでの京都戦です。

 

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