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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

【2024 J1 第19節】浦和レッズ 2 - 2 鹿島アントラーズ 試合の終わらせ方

 

スタメンは前節変更なし。 

これで8試合連続同じスタメンとなります。

 

■ハイライト 

www.youtube.com

 

■総評 

・申し分ない前半から流れが一変した後半

・リードを守り切れないのには理由がある

 

■感想 

2点リードで迎えたハーフタイム。

確か解説の水沼さんだったと思いますが、

 

鹿島は今年3点差を追いつかれたことありますからね~

 

という発言を聞いて嫌な予感はしていましたが...まさか同じ轍を踏むとは...

 

前半は申し分ないようだったと言っても言い過ぎではない内容でした。

 

早い時間に先制できたことが大きくものを言った面は否めませんが、ボール支配は譲りながらもコンパクトに保った4-2-4の3ブロックで攻撃の糸口を与えず、試合を上手くコントロールできていたように見えました。

 

いくつかあった決定機を仕留められなかったものの、前半の終わりに追加点も奪い、

内容からもセーフティリードと思われましたが、後半流れが一変。

 

CBの前に配置しているアンカーを1枚から2枚に浦和がしてきたことで、鹿島の2トップの網が機能しずらくなったことが大きな要因かと思ってましたが、試合後のポポヴィッチ監督のコメントからは体力的な問題で前半と同じ戦い方を出せなかったことに要因を求めているように窺えました。

 

[ ランコ ポポヴィッチ監督 ]
後半に入って相手もシステムを変えてきたことはありましたが、それで対応があのようにうまくできなくなったということではないと思います。それよりもコンパクトにできていた前半から、距離が遠くなってしまい、もちろんそこには体力的な問題があったと思います。前半よりもコンパクトさが消えてしまい、強度を同じように出せなくなったことが、1つわれわれが修正しなければいけないことだと思います。
引用元

 

確かに後半は相手に振り切られる場面も散見されましたので、その通りなのかもしれません。

 

DF 55 植田 直通
--疲労も関係した?
前半はコンパクトに戦えたと思いますが、後半はプレスが機能しなくなってからが自分たちの戦い方を問われるところもある。そうなってから、自分たちが後ろに引くのか、まだ前からコンパクトにするのかは、自分が示さなければいけないところだった。そこが曖昧になりながらやっていたところもあって失点が生まれたし、もうちょっと手を打ちたかったと思います。
引用元

 

植田の試合後コメントが示す通り、チーム全体の体力が落ちて来た時にどう戦っていくかという点においてチームの意思統一ができていないという側面が、セーフティリードを守れなかったという結果に表れているように感じます。

 

これは選手個々の問題というよりは、指針を示せていない監督の問題なんでしょうね。

 

ベンチに守備面での貢献が期待できる、いわゆる試合を終わらせる選手がいないのが厳しくて、これはCBやボランチの層が薄い編成面での問題もありますが、攻撃面の比重が大きいポポヴィッチ監督によるベンチメンバーセレクトも影響しているように感じます。

 

加えて、スタメンを固定化し過ぎていることで、1人メンバーが代わっただけでも途端に攻守のクオリティが落ち過ぎなように感じ、これが終盤の不安定さに繋がっているように思うのです。

 

これで10試合負けなしとなりましたが、ここ2試合は引き分けに留まっており、順調に言っているように見えたチーム作りも次の段階に進むための過渡期に来ているように思います。

 

シーズンの半分が終わり、2位での折り返しはシーズンイン時の期待値以上の結果ではありますが、頂点を目指すにはまだまだ積み上げていく面が多いですよね。

 

■得点シーン

 

クリアボールを頭で落とした優磨から始まったショートカウンター結実。

優磨からの落としを名古がダイレクトで師岡へ。

師岡、ディフェンスを抜ききらない中、早めのタイミングで放ったミドルシュートはGK西川に阻まれるも、こぼれ球を角度のないところから優磨流し込む。

ボール奪取からわずか10秒で決めきった開始早々の先制ゴールでした。

 

 

右サイド深く抉った佐野からのマイナスの折り返しは阻まれるも、こぼれ球反応した安西切り返しは大きくなり...

チャンス潰えたかに見えたが、安西戻しに対して優磨右足で逆サイドに流し込む。

ブロックに入ったディフェンスそしてGK西川の逆を突く、見事なこの試合2ゴール目。

 

 

後半に入ってから幾度と狙われた安西の裏、関川の脇を突かれてからのマイナスの折り返し。

ニアの選手に合っていれば間に合ってたもしれませんが、そのさらに後ろから飛び込んできた武田は全くのノーマークでしたね。

 

 

これ決められたのは壁の位置が悪かったのが第一要因で、壁の位置を決めた早川の問題。

さらに早川の反応からは、まさか狙ってくるとはという油断が間違いなくありましたよね。

ただ、それを踏まえても簡単には決められるものではなく、武田が見事だったというのは間違いないです。

 

 

次節は6/26(水)ホームでのG大阪戦です。

 

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