スタメンは前節から変更なし。
ベンチメンバーも前節から変更なしです。
■ハイライト
■総評
・良くない流れを変えたエースの一撃
・SBの決定力
・8試合負けなし(7勝1分け)
■感想
昨シーズン2位の横浜F・マリノスに内容も上回った上で勝ちきり、チームにとって自信が深まる勝利だったと言えるでしょう。
マリノス最終ラインに対して、かなり強めのプレッシャーから入った鹿島がペースを掴みつつあった序盤、まさにワンチャンスともいえる決定機を決めきったマリノスが試合を動かします。
これを契機に、試合はしばらくマリノスペースで推移します。
個の力で剥がされることが増え、マリノスの圧の強さに最終ラインが押し下げられて、その前のスペースを使われることで主導権を握られた格好でした。
鹿島もセットプレーから関川が決めるも、VARでゴール取り消し。
他にもいくつかあった決定機を仕留められずに0-1で前半終了。
鹿島は後半開始からチャヴリッチを投入して攻勢強めるも決めきれない流れを変えることができずに漂い始めた嫌な雰囲気を一変させたのが鈴木優磨の同点ゴール。
さすがエースと称えるべき決定力がチームに活力を取り戻し、その後は一進一退の攻防が続きます。
その中で光ったのが、1点もののビッグセーブを見せた早川と、もうずっとボランチをやっていたかのように次から次へとボールを刈り取っていく知念。
守備の力で流れを徐々に引き寄せての逆転ゴールはSB濃野。
これでシーズン5ゴール目となった大卒ルーキーは試合を重ねるごとに攻撃面での才能が開花していっている印象で、大外からゴール前に飛び込んできての決定力はチームにとって大きな武器になってきています。
以前はFWだったというのが頷けるシュート力で、シーズン2桁ゴールもいけそうですよね。
マリノスがACL決勝からの3連戦目という日程が鹿島に有利に働いた面は大いにありますが、内容的にも上回っての勝利はチームにとって大きな自信になることでしょう。
これで4連勝となり8試合負けなし、7勝1分けと上り調子で中断期間に入ります。
チーム作りを進めながら結果も残しているポポヴィッチアントラーズ
■得点シーン
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 1, 2024
乗っているストライカーの所にボールが来る!🔥
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井上健太のシュートのこぼれに反応したエース
アンデルソン ロペスがゴールへ流し込み
伝統の一戦で先制点を取ったのは横浜FM!
🏆明治安田J1リーグ第17節
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マリノスのパスのずれを回収したところまではよかったんですが、そこから持ち運ぼうとした最初のタッチが大きかったことで選択せざるを得なかった横パスがずれたところから生まれた決定機。
井上のミドルは早川が辛うじて弾きますがこぼれ球をアンデルソンロペスに押し込まれました。
早川としてはキャッチするか遠くに弾き出したいところだったでしょうが、日陰から放たれたことで見づらかったのかもしれませんね。
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やっぱり鹿島のエースは鈴木優磨!💪
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名古新太郎のクロスボールからのこぼれに
反応した鈴木優磨が難しいところからしっかりと
ゴールへ流し込み同点弾を決めた!
🏆明治安田J1リーグ第17節
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右サイド大外を駆け上がった名古の中央狙ったクロスは合いませんでしたが、こぼれ球をファーで待ち構えていた鈴木優磨決めきる。
ファーにこぼれてきたのはたまたまですが、得点を取る可能性を高めるための位置取りをチームとして意思統一できたが故の同点ゴールだったように思います。
ブロックされてもおかしくない場面を決めきった鈴木優磨の決定力、さすがです。
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鹿島のサイドバックは点もアシストも取れる!🔥
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名古新太郎が開けたスペースでボールを受けた
濃野公人の突き刺すようなシュートで鹿島逆転!
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濃野がキ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
これは素人目にも完璧な崩しでしたね。
名古のダイアゴナルランで空いたスペースへのパスに飛び込んできたのはSB濃野。
ワントラップからのシュートはリフレクトしてのゴールイン。
リフレクトしなかったらGK正面だったかも。
濃野は今シーズンの5ゴール目。
元はFWだったことを窺わせる決定力は鹿島の大きな武器になってきました。
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鹿島伝統のセットプレーから強烈ヘッド!💥
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樋口雄太のフリーキックからドンピシャヘッド
で合わせた関川郁万のゴールで
鹿島が2点のリードを広げる!
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これはもう樋口のFKの精度を称えるしかないですね。
出場機会が限られる現状で、なかなか精度が出てこない今シーズンでしたが、これはパーフェクトでした。
ラインぎりぎりに飛び出してフリーで決めきった関川、1失点目のミスを取り返す見事などんぴしゃヘッドでした。
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まだ試合は終わってないと意地を見せる!
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宮市亮のカットインからのクロスに合わせた
植中朝日のヘディングシュートで1点返す!
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2点差でアディショナルタイムに入って勝負あったと思われましたが...さすがマリノスですよね...
クロス、シュートともに質の高いプレーだったと言わざるを得ません。
明治安田J1は2週間の中断期間に入ります。
次節は6/16(日)ホームでの新潟戦です。
中断期間中に天皇杯2回戦が入ります。
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