新型コロウィルスの感染拡大に伴い、第1節を最後に中断していた明治安田生命J1リーグがついに再開することが決まりましたワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ
2月25日に延期が発表されてから4か月。
最初はせいぜい1か月ぐらいで遅くてもゴールデンウィーク前には再開されてるかなと思ってましたが、長かったですね...
第2節以降の対戦カードは全て組み直しとなり、改めて日程が発表されております。
無観客での開催からスタートし、政府のイベント開催制限の段階的緩和の目安がステップ3となる7月10日以降(第4節)、有観客(観客数5000人か、収容人数の50%の少ないほう)での試合開催が行われる予定になっています。
日常の景色には程遠いですが、試合が観れることが素直に嬉しいですよね!
再開に際しての変更点や新しく定められた内容は多岐にわたりますが、ゲームに直接かかわる中に絞ると以下2点でしょうか。
(1)選手の交代は5名以内(交代回数はハーフタイムを除き3回まで) とする
(2)VAR導入見送り
(1)は、これまでに類を見ない過密日程を考慮したもの。
(2)についてですが、報道ではVAR室が密閉された空間で感染リスクがあるから的な理由だったかと思いますが、公式の発表としては違うみたいですね。
Jリーグは本日の理事会において、今シーズン導入しているビデオアシスタントレフェリー(以下、VAR)について、新型コロナウイルスの感染防止のため中断していた2020シーズン試合日程の再開に際し、例年よりも短期間で開催することを受け、1試合あたり派遣できる審判員の人数を考慮した結果、VARの継続が困難なことから、導入を見送ることとなりました。
先んじて再開されている欧州サッカーではVAR実施してますから、感染リスクが理由というのはイマイチ腑に落ちなかったんですが、過密日程過ぎて人が足りないからという理由であれば納得です。
■クラブの総合力がカギを握る2020シーズン
リスタートとなった明治安田生命J1リーグ2020シーズン。
12月19日の最終節までの33試合を6か月間で消化する必要があり、実質半年で1シーズンを走り抜けるという、これまでに類を見ない過密日程のスケジュールとなります。
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(´-`).。oO(そう言えば東京五輪だったんだな今年w)
ルヴァンカップも含めると、ほぼほぼ週2試合ペースでのスケジュールとなり、五輪までに試合が詰め込まれた元々のスケジュールとは比べようもないほどの強行日程となります。
この強行日程の中で優勝争いをするために求められるのはまず選手層の厚さ。
これは頭数、選手個々の能力に加えて、選手が変わってもチーム力が落ちない=監督の求めている戦術がチームに浸透していることを指しています。
それに加えて、過密日程下でのターンオーバーであったり、ある意味割り切ったサッカーを求められることもあるであろう監督の役割そして、選手・監督を支えるクラブスタッフとりわけ、フィジカルスタッフの役割が大きくなることと思っていまして。
以上を踏まえると、類を見ない強行日程となる2020シーズンは、クラブとしての総合力が優勝争いのカギを握ると見ています。
とは言え、全18チーム個々の総合力なんてわかるわけありませんので、鹿島アントラーズ、北海道コンサドーレ札幌の2チームに絞って、改めて今シーズンの展望をしてみたいと思います。
シーズンオフがほとんどない状況で、ザーゴ新監督を迎えた鹿島アントラーズ。
昨年のレギュラークラスの選手たちが満足に休養できなかった中で、新監督を迎えるという難しい状況下での船出でした。
その中での中断は、シーズンオフが短すぎたチームにとってはいい休養になったのかなとプラスな面がある一方、緊急事態宣言中は全体練習が行えなかったので、チームとしての完成度はあまり変わっていないことがJ2町田との練習試合でもよくわかりました。
全てを観たわけではありませんけど、町田との試合を観る限りでは思いのほか新しいサッカーへのフィットに苦労しているようで、今年は相当苦労しそうな予感しかしませんね...
贔屓目に見ても注意ぐらいが精一杯じゃないかと。
降格がなくてよかったよね(*'ω'*)とシーズン後に言っていないことを祈りましょう。
一方、ペトロヴィッチ体制3年目で総決算の年と位置付けられていた北海道コンサドーレ札幌。
中断期間中に、不動の守護神だったクソンユンの移籍が決まりました。
これは新型コロウィルスの感染拡大を受けて、兵役を予定よりも早めたためで、兵役終了後は札幌に戻ってくることを想定した前向きな決定だそうで。
実際に戻って来れるかはその時の状況次第なんでしょうが、札幌への愛着を感じられただけでも嬉しいですよね!
そして、ブラジルへ一時帰国していたアンデルソンロペスはブラジルでの感染拡大に伴い帰国の目途が立たなくなっているとのことで、当面は彼抜きでの戦いを強いられます。
元々少なかった選手数に加えて、主力クラス2人を欠くことは過密日程下では大きくマイナスに働きます。
今思えば、シーズンイン直前にドウグラスオリベイラとカウィンを獲っておいてホントによかったですよね( ´Д`)=3
どれぐらい戦力として期待できるかは未知数ですが、この2人がいなかったら相当やり繰り大変だったんじゃと思いますので。
加えて、北海道という地理条件もこのコロナ禍ではマイナスに。
再開から数試合は近い地区同士の対戦カードが組まれていますが、遠く離れた札幌をホームとする北海道コンサドーレ札幌は、関東圏への長期遠征となり4試合連続でアウエーでの戦いとなります。
そしてシーズンエンドが後ろにずれ込んだことにより、雪深くなる時期にも長期遠征そしてアウエー連戦を強いられることになります。
一方で、ペトロヴィッチ体制3年目で、チームとしての成熟度はリーグトップクラスで、過密日程下でスタメンを入れ替えつつ戦うことになるシーズンでは大きなアドバンテージとなります。
総合的に見ると上位争いに食い込める可能性は大いにあって、あわよくば優勝争いに食い込める可能性も皆無ではありません。
明治安田生命J1リーグは7月4日(土)に再開します。
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