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【2020 J1 第13節】北海道コンサドーレ札幌 0 - 0 名古屋グランパス 理想と現実の狭間

 

8月のリーグ戦は6試合勝ちなしで終えることとなりましたが、7/12 第4節以来の無失点と光明が見えた1戦でした。 

ジェイが入ってからは主導権を握って、後半アディショナルタイムに獲得したPKさえ決まっていれば...それだけが悔やまれます。

 

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スタメンは3日前のリーグ戦から2名変更。 

深井、進藤に代わり、アンデルソンロペス、キムミンテが入りました。

札幌の場合守備時と攻撃時で形が違うんですが、守備時はチャナティップアンデルソンロペスが横並びでその下に駒井と荒野が横並びでしたので上記のような3-5-2の布陣と私は判断しました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・選手代えてもやり方変えず

・相手の守備強度の高さに苦しんだ前半

・ジェイが起点となり主導権を握った後半

・0トップを取り組み始めた気持ちもわからないでもない

  

■感想 

久しぶりにスタメンにトップタイプの選手が名を連ねました。

いつ以来かな...と調べたら、鈴木武蔵ラストゲームとなった8/8 第9節清水戦でした。

そしてその試合と同じく、アンデルソンロペスの1トップとはせず、チャナティップと横並びの2トップという形。

守備時は間違いなくチャナティップアンデルソンロペスが前線で横並びなんですが、攻撃時はチャナティップが中盤に下りてきて繋ぎ役になることが多く、アンデルソンロペスの1トップといっていいのかなと。

各紙、サイトで1トップだったり2トップだったり表記が分かれているのはこのためで、アンデルソンロペスというトップタイプの選手が入っただけで、戦い方としてはこれまでの0トップと呼ばれた時と変わらなかったのは間違いないです。

 

リーグ戦では今季初スタメンとなったアンデルソンロペス、動き自体は悪くなかったんですが、戦術的には彼の良さがあまりでなかった印象です。

どちらかというと裏を狙うよりは、割と下がり目の位置で受けてからのドリブル突破が得意とするスタイルですから、ボールに触る機会が少ないことでリズムが掴めなかったように見えました。

ただ、彼のようなストライカータイプの選手がピッチにいることで1本しっかりとした芯が入った印象で、ここ数試合よりは相手に取っては怖さのある攻めだったように感じました。

ただ、ここまでリーグ最少失点の名古屋の守備強度は高く、ジェイがピッチに入る63分までは名古屋のゲームだったと言えます。

名古屋の方も前半立ち上がりの決定機以降はそれほど崩す場面はなかったので、膠着状態が続いたゲームでした。

 

ジェイがピッチに入ったことをスイッチとして札幌は、まずはジェイをターゲットにする従来までのサッカーに変えていき、そこから主導権を握り返しました。

アバウトなボールに対しての予測が素晴らしいんでしょうね。

大して考えて蹴られたとは思えないフィードに対してもジェイはしっかりと収め、攻撃の起点となります。

そして、ターゲットとしての強さが際立つので隠れてしまってますが、流れを変えるサイドチェンジや裏へのパスもジェイが得意とするところ。

まさに八面六臂と言っていいジェイの活躍で終盤は札幌が押せ押せの展開でしたが、それを見て私は気が付いてしまいました。

 

この役割はジェイにしかできず、ターゲットマン自体はアンデルソンロペスやドウグラスオリヴェイラにもできると思いますが、ジェイと比べてしまうと遠く及ばずとなってしまう。

そして、年齢的にお今シーズンの過密日程的にもフル出場は難しく、ジェイ以外だと大きく質が落ちてしまう。

 

こういう理由から、ペトロヴィッチ監督はチームとしての幅を広げるために0トップという戦い方に取り組み始めたのでは?

と思い至った次第です。

対外的には鈴木武蔵の海外移籍が契機と言われていて、それも理由の1つだとは思うんですが、ジェイという特別な存在の方が大きいのでは?と。

 

何が正解なのかわからない、いや正解自体存在しませんが、従来通りの戦術、0トップどちらにしてもストライカータイプの選手が少なくても1人はピッチにいた方が現状の札幌としては戦いやすいように見えましたかね。

 

ジェイ、アンデルソンロペス、ドウグラスオリヴェイラ

3者3様の持ち味があるストライカーを全員ベンチに置いておくのはあまりにも勿体ないと思うのは私だけでしょうか。

 

■得点シーン

なし 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は9/5(土)ホームでの広島戦。

そして週中にはルヴァンカップ準々決勝があります。

9/2(水)ホームに向かえるは、大敗を喫したばかりの横浜F・マリノスです。

ホーム2試合とも厚別開催。

 

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