先制点から立て続けの追加点で楽勝ムードが漂った中で、何度もあった3点目の決定機を外し続けた結果が1点差の薄氷5連勝でした。
勝ち切れたことはよかったですが、課題の残るゲームでした。
スタメンは中二日の前節から4名変更。
荒木、永木、永戸、関川に代わり、和泉、レオシルバ、杉岡、町田が入りました。
■ハイライト
今のところ上がっているのはJリーグ公式のこちらのみです...
日曜開催が多いから日曜夜にまとめてなのかも?
鹿島アントラーズ公式チャンネルのを代わりに貼っておきますね。
公開されましたのでリンク貼っておきますね。
■総評
・自業自得な薄氷5連勝
・中二日はやはりキツイ...
・右足使ってよ杉岡
■感想
何とか勝ち切れたからよかったものの...最後は追いつかれていてもおかしくなく薄氷感ありありな5連勝でした。
立ち上がりは清水の方が上回っていた印象ですが、相手の出方に慣れていくにつれ押し返してきた流れでの先制点そして立て続けの追加点でした。
清水は立ち上がりからのサッカーを見るに、とても5連敗中とは思えないハーフスペースを突いた怖さのある攻めでしたが、失点するとずるずるいってしまうところが、浮上できないチーム状態を表しているように感じました。
そして、その清水に畳みかける3点目4点目をというシーンはあったものの仕留めきれなかったことで自ら難しい試合にしてしまった印象。
ホントのところはわからないのですが、私の印象としては立て続けに2点奪ったことで、選手に楽勝ムード感が出てしまい、それが最後のフィニッシュで普段なら簡単に決められているのを外してしまう。
それは微々たるずれだと思いますが、それが最後のフィニッシュ精度に影響したんじゃないかと。
他の選手からは感じなかったですが、少なくてもファンアラーノは2点リードした直後はあからさまに自ら点を取りたいっていう我が前面に押し出ているプレー振りに見えました。
後半もいくつかあった決定機を外して、エヴェラウド、土居の2トップを代えた時点で得点の香りがしなくなり、逆に失点し、最後は鹿島って何とかかんとか逃げ切りという結果でした。
前節に続いてエヴェラウド、土居を早めに交代させたように、過密日程特に前節から中二日のこの試合は特に厳しかったのかな...まあそれは相手も同じなんですが...と思ったりもして、まあ勝ててよかったねwって感じですよね。
徐々に戦績を残せるようになった中で、この選手がいる/いないでチームとしての質が大きく変わってくる選手の存在が浮き彫りになっているように感じてまして。
まず一番は文句なしにエヴェラウドで、前線でしっかり収めて得点力があるだけでなく、守備もしっかり追いかけてそこからチャンス作ったりと、文句なしの活躍ぶりで、彼と土居の2トップは替えが利かないところなのかなと。
GK沖も替えの利かない存在かなと思っておりまして。
正直守備面のセービングや飛び出しなどの判断は、ベンチを温めているクォンスンテには到底及びませんが、彼の持ち味は足元ですよね。
いつか必ず決定的なミスはすると思いますが、ビルドアップに普通に参加できますし、フィードも相当正確で、ザーゴサッカーに適しているGKかと思います。
気が早すぎですが、このまま成長していったら日本代表も決して夢ではないんじゃかと。
ここまであげた3名以外だと、和泉、三竿、レオシルバ、小泉、犬飼、関川、永戸が主力的な使われ方で、後はコンディションを見て適宜入れ替えているように見えていて、ここに来てだいぶメンバーが固定されてきてますよね。
このメンバー以外でこの試合スタメンで使われたのが、ファンアラーノ、町田、杉岡ですが、その中で惜しいなと感じたのが杉岡。
今のところ、コンディション面で永戸が使えない時にスタメンとして使われている印象の杉岡ですが、クロスは種類のセレクト含めて悪くなかったですし、中にカットインしてチャンス作りだすシーンもあって、そこだけ見るともっとチャンスが与えられてもいいかなと感じたのですが、注目してみていると、普通に右足を使うシーンであっても左足に持ち替えてからプレーしていて、左足しか使えないんじゃ疑惑が...
その左足は間違いなくいいものを持っているのですが、プレースピードの速さが求められるザーゴ監督としてはこの辺が評価を下げているポイントなのではと感じました。
■得点シーン
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) September 12, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第16節
🆚 清水vs鹿島
🔢 0-1
⌚️ 29分
⚽️ エヴェラウド(鹿島)#Jリーグ#清水エスパルスvs鹿島アントラーズ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/bXb6YCr9vo
一旦は奪われるも即時奪回からのファンアラーノ→レオシルバ→エヴェラウド。
エヴェラウドへは足元に入り過ぎて難しいシュートでしたがつま先でコース狙いましたね。こういうプレーもできるんですね...エヴェラウド。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) September 12, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第16節
🆚 清水vs鹿島
🔢 0-2
⌚️ 32分
⚽️ 土居 聖真(鹿島)#Jリーグ#清水エスパルスvs鹿島アントラーズ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/u9KzKqFOJl
清水陣地奥深くからのスローインにプレッシャー掛けて奪ってから犬飼→エヴェラウド→和泉フリックからの土居。
エヴェラウドと土居の間に入ってタイミングずらした和泉のアシストが秀逸。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) September 12, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第16節
🆚 清水vs鹿島
🔢 1-2
⌚️ 79分
⚽️ ティーラシン デーンダー(清水)#Jリーグ#清水エスパルスvs鹿島アントラーズ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/JZHtpPFnYc
清水のスローインから剥がされてティーラシンに繋がれてからのコントロールショット。
ティーラシンのシュート自体はタイミング、精度ともに申し分なく防ぎようのない素晴らしいもので、防げるとしたらその前に簡単に剥がされてしまったところですかね。
■採点
次節は9/19(土)アウエーでのセレッソ大阪戦です。
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