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【2020 J1 第32節】鹿島アントラーズ 2 - 0 清水エスパルス 危なげないクリーンシートでACLへ望みを繋ぐ

 

相手に付け入る隙を与えなかった、スコア以上の完勝で来シーズンACL出場権へ望みを繋ぎました。 

開始12分で2点リードになった時点ではもっと点を取れそうな雰囲気ではありましたが、前監督の遺産ともいえる相手の崩しの怖さから、クリーンシートという結果の方を称えるべきなのかもしれません。  

 

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スタメンは2週間前の第30節浦和戦から変更なし。 

 

■ハイライト 

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■総評 

ハットトリックが見たかった

・光るファンアラーノの機動力

・1点取られてたらどう転がっていたか 

ACL出場の望み残す

  

■感想 

振り返ってみるとそれほど語ることのない試合だったかなぁと。

前半12分で2点リードした時点ではまだまだ取れそうな勢いでしたし、上田綺世はハットトリックいきそうだなとは思いましたが3点目って勢いで取り切ってしまわないとなかなか難しくて、だからこそハットトリックに価値があるのだなあとその後のちょっと力が入ってしまった上田綺世のプレーぶりを見て感じてしまいました。

終了間際のカウンターで、松村に渡せばほぼ間違いなく1点ものって場面で強引にシュートに行ったシーンは最たるもので、2点リードしていてハットトリックがかかっている場面なのでそのセレクトは理解できるんですが、ああいう場面で決めきれないのは余計な力が入ってしまっているからなんでしょうね...

 

この試合では、その上田綺世の2点目を引き出したファンアラーノの動きの良さが目立ちましたかね。

ピッチのいたるところに顔を出し、ボールを収めて局面を打開する動きはチームの心臓と言ってよくて、ここに来て存在感が増してきてますよね。

動きがキレッキレでコンディション自体もいいんでしょうが、ようやく周りとも息が合ってきたというのも大きいように感じますかね。

 

彼とレオシルバで中盤を完全に制圧したことが早い時間帯での2点リードに繋がりましたが、徐々にボールを握られる時間帯が増えてきたのは単純に清水の圧力、強度が上がってきたのが一番大きいように思います。

2点リードしたことで試合を落ち着かせるのに受けに回った印象も感じられませんでしたし、前監督の遺産とも言うべき攻撃の組み立てから崩すまでの再現性のある流れは怖さがあって、1点取られてたら試合はどう転がっていたかわからなかったのかなと。

最後の決める場面の質の低さにも救われた面はありますが、守備陣の踏ん張り、中でも小泉、山本の両SBが効いていた印象で、ベンチに控えていた広瀬を使わなかったのは守備面を意識してなんじゃないかなと思いました。

山本は攻撃面での貢献はあまりできていないように感じますが、守備面では試合に出続けることで良さが増してきてますよね。

 

試合は後半立ち上がりから強度高めて3点目を狙いに行ったものの仕留めきれず、徐々に押し返される展開で、エヴェラウドの負傷交代というアクシデントもあり、そのまま2-0でタイムアップ。

残り1試合時点で完全他力本願ながら、ACL出場権の可能性をわずかながら残しています。

鹿島が今望めるのは3位までで、3位の可能性を残しているのは名古屋とセレッソ大阪

 

現在3位の名古屋は残り1試合で勝ち点60、得失点差+16

鹿島も残り1試合で勝ち点58、得失点差+11

 

最終節に名古屋に勝ち点1でも積み上げられると得失点差で劣る鹿島は大量得点差での勝利が必要で事実上終戦

 

セレッソ大阪は残り2試合で勝ち点59、得失点差+10。

そして最終節は鹿島との直接対決。

直接対決を制するのは最低条件ですが、その前の試合で勝ち点3を積み上げられたらそれを上回ることは不可能になり終戦

 

まとめると、

・鹿島が最終節でセレッソ大阪に勝利

・名古屋が最終節で広島に敗戦

セレッソが第33節で鳥栖に引き分けor敗戦

 

以上が、鹿島が3位を確保する条件になります。

正直なところ、来シーズンのACL出場は諦めていて、逆にシーズンオフをしっかり取って欲しいという気持ちの方が多きかったのですが、来シーズンのクラブワールドカップが日本開催との情報がでてしまうと、何としてでも出場しなくては!

って気持ちになっちゃいますよ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

(´-`).。oO(すでにACLは出場しただけで優勝できると思ってるw)

 

■得点シーン

 

この試合最初のセットプレーを見事に仕留めました。

ファンアラーノCKがファーに抜けたところに待ち受けていたエヴェラウド右足インサイドダイレクトはGKに阻まれるも跳ね返りを上田が右足インサイドダイレクトで流し込みました。

エヴェラウドシュートの跳ね返りにいち早く反応したストライカーらしい上田のゴールでした。

エヴェラウドってCKでこのような離れた位置にポジションしていること多いですよね。

圧倒的な高さ強さを持っているエヴェラウドですが、足元も正確なシュート持ってますから、厳しいマークにあって可能性の下がる中央よりはこういう少し離れたところで狙うってのがチームの方針なんでしょうね。

 

 

清水のショートカウンターを凌いでからのショートカウンター返し一閃。

五分五分いや、4:6で若干不利だったクリアボールをスプリントで奪いきったファンアラーノが中にドリブル進行してからの中央ぶち抜いたスルーパスに抜けだした上田がGKを交わしてから流し込むと。

ファンアラーノにそこに出せと指示して斜めの動き出しで裏抜けした上田見事でした。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節、第33節は10/21(水)に実施済ということで次の試合が今年最後の試合となります。

第34節は12/19(土)ホームでのセレッソ大阪戦です。

 

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