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【2021 J1 第3節】鹿島アントラーズ 3 - 1 湘南ベルマーレ　若武者荒木2ゴールで今シーズンリーグ戦初勝利

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スタメンは開幕戦から2名変更。 

上田、小泉に代わり、荒木、広瀬が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・ 相手の出来の割には手こずった印象

 

■感想 

もっと楽に勝たないといけない試合だったかな...と、相手の出来の割には手こずった印象に尽きるゲームでした。

 

開始3分で先制して、その後も主導権を握り続け、一体何点入るんだろうかという期待とは裏腹にスコアは動かず前半終了。 

上田綺世が怪我で離脱し、代わりに土居がトップに入りましたが、実質的にはエヴェラウドの1トップで、土居と2列目のファンアラーノ、荒木がポジションを流動的にという配置だったように見えました。

それにより相手にボールの取り所を絞らせず、主導権を握れた要因とも言えるんですが、決定機自体はそれにしては少なくと。

 

その要因として、エヴェラウドがチャンスメイクでサイドに流れがちなプレースタイルで、それをカバーするように上田綺世が中央に張っていたんですが、上田がいないこの試合では誰もいない...ってなることが特に前半は多く、大幅にメンバーを入れ替えてきた湘南の出来の割には手こずった印象を受けたのはそれが大きく影響したのかなと。

ザーゴ監督の修正が入ったのか、後半に入ってエリア内に人数をかけるようになったのを見てなおさらそう感じました。

 

もう一つの要因として、パスの出し手と受け手で息の合わないシーンが目立った点ですかね。

昨シーズン積み上げた連携が無になったとまでは言いませんが、今シーズン積み上げようとしている攻め手もあるでしょうから、シーズン序盤だとまだまだ合わない面も目立つんでしょうかね...

 

後半立ち上がりから3枚替えして攻め方も変えてきた相手に主導権を握り返され、その流れで追いつかれていたらもっと難しい試合になったでしょうが、そこを耐え忍んでからの追加点取れたのが大きかったですね。

このままクリーンシートで終えられなかったのがマイナスポイントではありますが、3点目取って勝ち切れたのでまあ良しとしましょう。

 

■得点シーン

 

左サイド土居が粘りに粘ってからのクロスはディフェンスに跳ね返されるも、こぼれ球をフリーで拾った荒木がワントラップシュート。

相手のいないところに位置取った荒木のポジショニングのよさが生んだ開始早々の先制ゴールでした。 

 

 

これはザーゴ監督が喜びそうな奇麗な崩しでしたね。

中央で受けた荒木が、右の広瀬に渡してからのスペースへの動き出しが秀逸。

広瀬もそれを感じ取って、スペースへのパス。

荒木はダイレクトでGKの股間を抜くと。 

 

 

失点はCKから。

ニアで逸らされてファーで折り返されて中で仕留められると。

セットプレーのお手本のようなゴールでしたね。

各局面で少しずつ後れを取った結果の失点かなと感じました。 

 

 

勝利を決定づけたという意味で大きな3点目。 

途中交代で入った遠藤の精度抜群のCKが秀逸でしたね。

町田のヘッド、飛ぶタイミングどんぴしゃでした。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は3/13(土)ホームでの広島戦です。

 

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