スタメンは前節から5名変更。
ミラントゥチッチ、ルーカスフェルナンデス、青木、岡村、大谷に代わり、ガブリエルシャビエル、菅、宮澤、福森、菅野が入りました。
■ハイライト
■総評
・中盤にボランチタイプ4枚置いた狙い通りの戦いではあったが...
・中島が引き出した同点ゴールの勢いを削いだ退場劇
・中島大嘉には夢がある
■感想
選手のやり繰りの都合もあるんでしょうが、ボランチとシャドーの中盤4枚にボランチタイプを配置し、機動力重視の布陣で臨んできました。
序盤相手の寄せの早さに苦しむも徐々に押し返し、前線からの精力的なマンツーマンディフェンスで主導権を握っていた戦いぶりに、狙いとしていたことはできているのかな...とは見て取れました。
ですが、トップにストライカータイプではないガブリエルシャビエルを起用したことも含めて感じていた懸念も大いに見えてしまいました。
一体どうやって点を取るのだろう?(・・?
左に相手を引き付けてから右の金子でチャンスに繋げるという攻撃の狙いもわかりやすいぐらい見えていましたが、金子に繋げてからフィニッシュへ繋げるところがなかなかできず...としている内にマンツーマンディフェンスの合間を通されてしまうようになり押し返されという流れでのPK献上、失点でした。
後半に入ってもさっぱり得点の香りはせず...という流れを変えたのが中島大嘉。
献身的に前線から追いかけていくあの姿見ていると、何かやってくれそう...という気持ちにさせてくれますし、味方ボールになったタイミングで常にラインブレイクを狙っているところも、このまま成長してくれればバロンドールはさすがに言い過ぎですがw、得点王ぐらいはやってくれるんじゃなかろうかってぐらいの可能性は感じさせます。
実際、トラップさえ上手くいっていれば1点ものだったプレーがありましたが、そこで交錯した相手GK西川が中島に対して激高したシーンは、自身の危険以上に、中島が相手にとって厄介な存在になってきているのもあるんじゃ...とも感じました。
その中島の存在感が同点ゴールに繋がり、この勢いそのままにひっくり返すぞおおお(*`Д´)ノとなっていた流れを止めてしまったのが、荒野の一発レッドでしたかね。
VARのオンフィールドレビューの結果、危険なプレーとして判定されたものでしたが、これは言い訳のしようがないプレーで、相手選手に大怪我を負わせる可能性ありましたから...
そして、ゲームとしても同点に追いついた直後のプレーで、これがなければミラントゥチッチも入れて一気呵成の流れだったんでしょうけど、1人少なくなったことでそれもできず...となり、終盤の死闘を見るに11人だったらな...とタラレバ話をしてしまいたくなりましたよね。
これで6試合連続引き分けとなり、負けていないことはチームとして成熟していることの証しではあるんですが、得点力不足という課題解決への糸口はまだまだ掴めず、一つ歯車が狂うと一気に下り坂になってしまう危険も秘めていて、それを解決するのは勝ち点3。
次こそ、J1通算100勝となる今シーズン初勝利を掴んで欲しいところです。
■得点シーン
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) April 2, 2022
🏆 明治安田生命J1リーグ 第6節
🆚 札幌vs浦和
🔢 0-1
⌚️ 30分
⚽️ #ダヴィドモーベルグ (浦和)#Jリーグ#札幌浦和
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/1C2ulsTcCQ
サイドからのクロスがブロックした福森の手に当たり、一旦はエリア外からのFKとされたものが、VARでPKに判定が変わりました。
思い切り手を挙げてブロックにいっているので...今の競技規則では100%ハンドですし、映像見るとエリアの中ですから妥当な判定でした。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) April 2, 2022
🏆 明治安田生命J1リーグ 第6節
🆚 札幌vs浦和
🔢 1-1
⌚️ 72分
⚽️ #金子拓郎(札幌)#Jリーグ#札幌浦和
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/ZI37pWpSdC
大きなサイドチェンジを受けた菅が起点。
2人のディフェンスを引き付けてから高嶺に戻し、高嶺からの最終ライン頭上を緩やかに抜ける放り込みはディフェンスにぴったり付かれながら受けた金子へ。
金子、体勢を崩しながらも左足で逆サイドへ流し込む。
何かもうこのチームでは別格になってきた感がありますよね...という同点ゴールでした。
次節は4/6(水)アウエーでの鳥栖戦です。
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