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【2022 J1 第20節】鹿島アントラーズ 3 - 3 セレッソ大阪　上位対決は静から動へ...痛み分けドロー

10.アントラーズ 10.アントラーズ-2022 10.アントラーズ-2022-J1

 

スタメンは前節から3名変更。 

土居、安西、樋口に代わり、和泉、アルトゥールカイキ、ディエゴピトゥカが入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・静かに激しく..拮抗状態からの点の取り合い

・交代によって崩れた守備

・眠れる獅子お目覚め？

 

■感想 

2位と5位の上位対決となった一戦は、静かに激しく、この言葉がぴったりな拮抗状態の前半でした。

 

腹の探り合いのように見え、何かきっかけがあれば一気に試合が動き出しそうな気配ぷんぷんでしたが...試合を動かしたのはキムミンテのオウンゴールでしたね...

この少し前からスピードが適度にありながら、ゴールを外していないバックパスが見られだして危ういな...と思っていたのですが、まさかキレイにシュートを決めてしまうとは...自陣ゴールにｗ

 

これにより一気にギアを上げざるを得なくなったことにより試合は動き出し、鹿島が同点、逆転したところまではよかったんですが...

 

逆転の勢いに乗っての3点目は取り切れなく、守備面で効いていた三竿、広瀬が下がった直後に同点に追いつかれると、最終ラインの裏を通られることが増えてきた中で再逆転されるという展開に。

 

とりわけ、中盤でフィルターとなっていた三竿の交代が影響しましたかね...

連戦の中でのコンディション面を考えての交代であることは理解できるんですが、今のチームにとって三竿は替えの利かない選手であることを痛感させられましたね。

せめて広瀬が残っていれば2点目のゴールは防げてたかも...タラレバですが。

 

その後も全く点の入る気配感じず敗色濃厚の中、エヴェラウドのスーパーゴールで追いついたわけですが、エヴェラウドがよかったのは実質このゴールだけで、一緒にプレーしている時間が短いことが影響しているのか、息が合わない場面が目立ち、スタートから使われない理由は多分こう言うところなんでしょうね...とは思うわけですが、同点ゴールのように、何でもないところからゴールを決められる生粋のストライカーであることは疑いようがないので、前節のPKに続いての得点で眠れる獅子が目覚めて欲しいというのは、すべての鹿島サポの願望であったりします。

 

■得点シーン

 

感想の部分で触れましたが...バックパスにしては強すぎ&ゴールに向かってというのがまずかったですね...

 

 

ディエゴピトゥカFKを三竿が頭で落とし、仲間戻してからの和泉クロスにファーのアルトゥールカイキヘッドがゴール右隅に吸い込まれる。

和泉のクロスがどんぴしゃだったことで、カイキの強さが存分に活きましたね。

 

 

一旦は跳ね返されたものの4人で囲んで即時奪回してからの広瀬クロスにファーで要求していた鈴木優磨、胸トラップからの左足。

 

トラップで相手を置き去りにしたのが秀逸でしたね。

 

 

センターサークル付近でキムミンテがインターセプトしたこぼれ球を逆手に取られての一発で裏破られるの巻。

安西が一旦は追いついたものの、粘られて流し込まれると。

 

キムミンテが、1点リードしている状態でそこまで食いついていく必要があるかというのはあるんでしょうが、三竿がピッチに残っていたらそこに彼がいたんだろうな...と思うと一概にキムミンテを責められないですかね...

 

 

鹿島の攻撃を跳ね返してからのロングカウンター結実。

逆サイドからも1人上がってきていて2対2の状態に加えて真ん中をスプリントしてきたパトリッキに対しての反応が、最初近くにいた常本と、戻ってきていた樋口ともに少し遅れたことで決めきられてしまいましたね。

 

 

ノーチャンスから生まれたエヴェラウドのスーパーバイシクル。

敵味方全員が脱帽するしかない衝撃のゴールでしたね。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は7/10(日)ホームでの札幌戦です。

 

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