アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶ\(^O^)/

鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

【2022 J1 第26節】北海道コンサドーレ札幌 1 - 2 サガン鳥栖 先制するも走力の差を見せつけられての悔しい逆転負け

 

スタメンは前節から2名変更。 

深井、宮澤に代わり、ガブリエルシャビエル、福森が入りました。

 

■ハイライト 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

■総評 

・前半と後半で別のゲームに

・前半終盤にその予兆が

・走れなくなった札幌

・残留争いのキープレイヤーになりそうな新加入の二人

 

■感想 

札幌としては思い描いていた戦いができていたであろうことが想像できる、前半はそういうゲームでしたね。

 

強度高く挑みながらも簡単に剝がされぬよう無理筋な取り方はせずに、チームとして連動してプレスができていて、それがいい形でのボール奪取からの攻撃に繋がりと、前半は札幌が主導権を握っていました。

 

加えて、鳥栖のCBがそれほど強固ではないことも、前線のパワーに欠ける札幌にとっては戦いやすかったんだと思います。

前線で興梠がかなりの優位性で収められたのも、彼自身の調子というよりは相手ありきだったように感じましたし、浅いディフェンスラインの裏も取りやすそうな風に見えました。

 

そんな主導権を握っていた前半の内にあと1点でも奪えていたらまた別の展開になったんでしょうが、懸念していた通りの展開になった後半に同点、勝ち越しを許しての逆転負けとなりました。

 

懸念していたのは、走行距離、スプリント回数いずれもリーグ断トツトップと走力に秀でる鳥栖相手に走力勝負に持ち込ませると明らかに分が悪く、勢いに屈してしまうのではという点だったんですが、後半立ち上がりからトップを入れ替えて明らかにギアを上げてきた相手に防戦一方の展開になり、選手交代で一時的には押しとどめたものの、足が止まらない相手に屈してという流れでした。

 

後半の一方的な流れの予兆が実は前半の終盤に見られていました。

自陣からの楔のパスに対しての出足で後れをとって奪われてのショートカウンターを立て続けに食らったり、ちょいちょいフリーの選手を作らせて危ういシーンを作ったりと、前半の終盤の時点で走力での差が出つつありました。

 

これが後半に向けての不安要素だよな...とハーフタイムに懸念していたんですが、リードしてからは意識的にペースを落として上手くペース配分できていたように見えたので、思っていたよりも足止まるの早いな...というのが正直な感想。

 

ペトロビッチ体制を牽引してきた福森をはじめとした主力は皆30歳前後と高齢化が進み、年を追うごとにチームとしての走力に陰りが見え始めているように感じています。

金子、田中駿、高嶺が主軸に成長し、岡村もレギュラーポジションを奪い取りと次世代の選手は育っているのですが、スタミナに課題があるベテランと融合しての戦い方として、築き上げたマンツーマンディフェンスでは、ペース配分をしても厳しいのかもしれない、そんなことを感じたゲームでしたかね。

 

ペトロヴィッチ監督が試合後に語っていた、怪我明けの選手が多くてフルタイム戦い抜ける選手が少ないという点については確かにと思う一方で、それだけではないと私は感じています。

 

勝ち点を伸ばすことができず、どっぷり残留争いの沼に入り込んでしまった感があります。

2017年にJ1昇格して以来最も厳しい戦いになると予測していますが、新加入のスパチョーク、キムゴンヒがキープレーヤーとなることを期待させる動きを見せてくれました。

 

途中交代で出場機会を得ているスパチョークはキレのある動きで存在感を増してきていますし、合流して一週間経っていないキムゴンヒは前線での収まり所として早速存在感を出していて、彼らの活躍次第では早々に残留争いから脱出できる期待を抱かせる一方で、フィットに時間を要すようだと厳しい状況になるかなと。

 

■得点シーン

 

ゴール直前のシーンしか映っていませんが...中盤でのプレッシャーで相手のミスを誘ってからのショートカウンター

駒井から小柏に渡り、小柏が最終ラインとGKの間への斜めスルーに興梠ワンタッチ。

ここしかない場所を通した小柏のアシストが秀逸でした。

 

 

これは見事という他ないヘディングシュートでしたね。

助走せずにその場飛びのヘッドをあそこまで正確にコントロールするの凄いと思います。

 

 

これ、自チームが決めたゴールだったらすげー気持ちいいんでしょうね...

DAZNの解説だった大森さんが、クロス上げさせたくなかったと繰り返し語っていて、これは福森disりかよ( ゚∀゚)・∵. ガハッ!! と思いましたが、確かに寄せは甘いwですが、いい体勢では上げさせてないんですけど、狙った位置がいいのとそこに正確に飛ばせてるのが凄いですし、そこにしっかり空中戦に強いWBが飛び込んできているのが、チーム力の現れなんだと思います。

 

 

 

次節第27節は対戦相手の浦和がACL出場している関係上、10/12(水)に実施されます。

次の試合は第28節、9/2(金)ホームでのセレッソ大阪戦です。

 

↓ランキングに参加しています

にほんブログ村 サッカーブログ コンサドーレ札幌へ