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【2022 J1 第28節】北海道コンサドーレ札幌 2 - 1 セレッソ大阪 劇的逆転ゴールで生き残りへ向けて大きな大きな勝ち点3

 

スタメンは前の試合となる、13日前の第26節鳥栖戦から1名変更。 

小柏に代わり、荒野が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・塩試合一転...

・交代カードの質でひっくり返す

・救世主となったキムゴンヒ、地味に効いたスパチョーク

・生き残りをかけた残り7試合

 

■感想 

年一あるかないかな劇的幕切れで、J1生き残りに向けて大きな意味を持つ勝ち点3を得ました。

 

結果だけ見れば白熱した好ゲームと見られがちですが、その内実は78分に均衡が破られるまでは、何と言う塩試合でしょう\(^O^)/という試合でした。

 

ここまで勝ち点41で6位、ルヴァンカップ天皇杯のタイトルの可能性を残している相手のセレッソ大阪は、今の我々の立ち位置からすると勝ち点を得るのは厳しい相手との試合前の位置づけでしたが、このぐらいの出来だったら勝ちたいよなーと思うぐらいには今の立ち位置を感じさせない印象でした。

 

出来の良くなかった理由はわかりませんが、イメージとして持っていた切れ味の鋭いカウンターはあまり見られず、付け入る隙は十二分にある感触でした。

 

付け入る隙は存分にありましたが、札幌の出来が逸れに輪をかける形で酷くてですな...

降格圏がちらつく、だいぶお尻に火が付いた立ち位置になったことから来るものなのか立ち上がりからなんか攻め急ぎ感がまずあって、ロングボール中心でしたがそれも精度が乏しく。

 

相手がそれほど前からプレッシャーをかけてこずブロックを敷いてきたことも関係しているのか、繋いでいってもアタッキングサードまで進む場面もほとんど見られず、つまらないミスでボールロストしてカウンター食らうシーンが目立ちました。

 

こうなった原因を推測して見ると、この試合ベンチ外となった小柏の不在が影響しているような気がしまして。

スピードがあり、サイドで起点になったり裏を取る動きで相手を下げさせたりといった小柏の存在ありきの準備をしていたのが、(恐らく軽度の)怪我により直前で戦術の胆となるキーマンが離脱したことで、小柏ありきで準備してきた戦い方が全く機能しなかったんじゃ...と私は推測しました。

 

ということで、全般としては塩試合ながらも流れとしては相手に分があり、いくつかあった決定機を外してくれたことでスコアレスの状態が続きました。

 

78分に均衡が破られたことで一気に試合が動き出した感じでしたが、それをひっくり返せたのは札幌の交代カードの質があったのかなと感じました。

 

劇的ゴールを決めた青木はピッチ全体を幅広くカバーして起点になり、前半は停滞していた前線の動きの活性化に貢献。

久しぶりにピッチに戻ってきた金子は持ち味のドリブルでサイドで違いを出していて、流れを持ってくることに貢献。

 

特質すべきは夏に移籍してきた外国籍2選手でして。

 

まずスパチョークですが、目立たないながらもチャナティップを彷彿とさせるキープ力、スピード、献身性を見せてくれて、この試合でも全力スプリントで逆転ゴールのアシストに繋げました。

加入してから試合に出るまで少し時間はかかりましたが、スタメンでどれぐらいやれるか見てみたくなります。

 

キムゴンヒは加入したばかりとは思えないぐらい高さ強さで前線での収めどころとして機能するだけにとどまらず、同点ゴールまで決めてしまいました。

このゴールがなければ劇的逆転ゴールも生まれていなく、加入2試合目で救世主となったキムゴンヒでした。

 

この選手が早期にフィットしたら...という願いの上を行く活躍を今のところは見せてくれて、札幌を6年連続のJ1残留へ導いてくれる選手なのかもという期待は高まる一方です。

 

これで残り7試合で16位との勝ち点差は5ですが、札幌の方が1試合消化試合が多いことを考えると、まだまだ安心できる位置とは全く言えません。

2017年のJ1昇格以来もっとも厳しいシーズンになっていますが、生き残りをかけた試合がまだまだ続きます。

 

■得点シーン

 

これはもうシュートを褒めるほかない、まさにビューティフルゴールですが、ビルドアップからの楔を相手にしてしまうというミスからでしたね。

 

 

あまり得点力のある選手ではないという評判を聞いていたので、まさかこんなに早く来日初ゴールが観られるとは!

左サイドガブリエルシャビエルからの何でもないようなアーリークロスに頭で見事なコントロールショットをゴール左上隅に決めました。

 

 

CKから続いた攻撃を凌いでのロングカウンター一閃。

中央青木が持ち運び左を全力スプリントで駆け上がったスパチョークへ。

スパチョーク、相手を2人引き寄せてから青木へリターン。

青木ワントラップ&右足一閃。

 

残留へ向けて大きな一歩となる一発でした。

 

 

次節は9/11(日)ホームでの磐田戦です。

 

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