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アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶな札幌在住のSEが語ります。

【2023 J1 第7節】セレッソ大阪 2 - 3 北海道コンサドーレ札幌 常に先手を奪い、打ち合いを制す

 

スタメンは前節から2名変更。 

小柏、小林に代わり、キムゴンヒ、中村が入りました。

4日前のルヴァンカップグループステージ第3節からは8名変更。

 

■ハイライト 

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■総評 

・取られたら取り返す!!!

・怪我人続出の中でベースの積み上げを示す

・リスク回避優先の姿勢が目立ったのは確か

 

■感想 

例年にも増して怪我人の多さが目立つ2023シーズン序盤。

昨シーズン終盤の怪我で開幕に間に合わなかった深井、駒井に加え、ルーカスフェルナンデスを欠いて迎えたシーズンインでしたが、そこからさらに菅野、宮澤、小林が離脱し、怪我かどうかも不明ですが小柏もベンチ外。

 

ただでさえ少数精鋭の中でこれだけ主力クラスを欠いた状態で迎えたアウエーゲーム。

勝ち点1でも持ち帰れば上出来と言ってよいシチュエーションだと感じていたので、常に先手を奪って打ち合いを制した内容に、2020シーズン途中から取り組んできたマンツーマンディフェンスという特殊な戦術の積み上げにより、チームのベースが強化されていることを示した結果なのかなと感じましたかね。

 

常に先手を奪っての勝利でしたが、取られたら取り返す!とばかりに失点後すぐさま取り返せたのが、勝利を手繰り寄せた要因でしょうね。

追いついたと思ったらすぐさま引き離されるという相手にとっては一番嫌な点の取り方で、札幌もこういうゲームができるようになったのだな...と少し感慨深くなりましたw

 

札幌の狙いは試合後にペトロヴィッチ監督が語っているように、片方のサイドに相手を引き寄せてからの逆サイド深くを狙った対角線のロングフィード

 

[ ペトロヴィッチ監督 ]
今日の試合は、相手の背後を狙った斜めのボールを狙いとしていたのですが、浅野(雄也)選手、キム ゴンヒ選手がその狙いを持って動いてくれました。われわれのチームは、ワイドに広がったポジションに選手がいますので、相手がボールサイドに寄れば、その選手たちを目がけてサイドチェンジする。その狙いがうまくいっていました。

[引用元]

 

私、札幌以外だと鹿島アントラーズの試合をよく見るのですが、あれだけ毎年上位に食い込んでくる鹿島でもここまでミドル、ロングレンジのフィードを正確に通せませんから、それが札幌の強みであり、積み上げてきたベースの確かさだと思うんですよね。

 

ただ、この試合では特に終盤なんですけど、リスク回避優先の姿勢が目立ったのが気になりましたかね。

無理に攻めて逆襲を食らうよりはよくて、こういう時計の進め方もできるようになったとポジティブな評価もできるかとは思うんですが、もう少し時間の使い方が上手くなれるともう一段上を狙えるのかなとは感じましたかね。

 

■得点シーン

 

サッカーではスローイン時にはオフサイドは適用されないんですが、そのルールで相手の隙を突いた先制ゴールでした。

サイド深いところでスローインを受けた浅野がディフェンス二人と対峙しながらライン際深く抉ってからのマイナスの折り返しに逆サイドフリーだった金子がダイレクトで流し込む。

 

 

最初はキムゴンヒの得点だった判定が変更された金子のこの日2ゴール目。

青木の突破は止められますが、こぼれ球を金子がディフェンスとGKの間を狙ったクロスがそのままゴールイン。

触れはしませんでしたが、ラインブレイクして抜け出したキムゴンヒのシュートモーションがなければゴールは生まれませんでしたね。

 

 

福森CKにレオセアラと競り合いながらニアで田中駿が先に触って流し込みました。

 

■GAME STATS

 

 

 

次節は4/15(土)アウエーでの浦和戦です。

 

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