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【2023 J1 第24節】京都サンガF.C. 3 - 0 北海道コンサドーレ札幌　決定機決めきれず、PKも決められず...まさかの3失点大敗

20.コンサドーレ 20.コンサドーレ-2023 20.コンサドーレ-2023-J1

 

スタメンは前節から1名変更。 

小柏に代わり、青木が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・小柏不在時の最適解を見つけられない赤黒

・キックオフ直後の決定機を決めきれなかったのが大きかった...

・荒野の存在の大きさに気づかされる

 

■感想 

下位の京都相手にまさかの3失点大敗を喫しました。

怪我なのかコンディションの問題なのか、再び離脱した小柏の存在の大きさを感じざるを得ない内容、結果でした。

 

基本的に人に付くマンツーマンディフェンスの戦術を取っている札幌は、フォーメーション自体あってないようなもので、2トップ表記するところもあれば1トップのところもあります。

私は2トップ派で、この日は青木トップ下の小林、浅野の2トップの組み合わせに見えたんですが、比較的前線で身体を張り起点となる役割を求められていたように感じ、それならキムゴンヒ最初から出した方がいいんじゃ...と起用法に疑問を抱きました。

 

前節のようにトップ下において、パスワークの中継点として円滑油的な役割の方が向いている選手かと思うんですがね。

 

試合開始時点で30.5℃という過酷なコンディションが影響したのか、札幌の選手の動きも前節と比べると明らかによくなかったように感じ、それも相手に後れを取った要因かなと。

 

相手も同じコンディションではあるんですが、普段練習している環境の差はあるように思うんですよね...

 

それでも、キックオフ直後の決定機を決めきれていれば、その後の展開は全く変わったかもしれないタラレバ話ですが...

 

 

相手のクリアを拾って、球際で競り勝った駒井がそのまま裏を取ってGKと1対1になったものの...

GKの飛び出すタイミングもよかったんですが...これを決めきれなかったことが痛かったです。

 

 

そして、1点ビハインドの前半アディショナルタイムに相手ハンドで得たPKを止められたのが致命的でしたね...

浅野はいいキック力持っているので、思い切って蹴れば多少コース甘くても決まったと思うんですけどね...

 

試合展開としては、膠着状態のゲームを動かすために敢行した3枚替えの直後に2失点目を喫した時点で大勢は決してしまった感じでした。

 

その後の内容がこの試合では一番良かったと感じただけに、もったいない失点でした。

 

その中で感じたのが、2試合ぶりに戻ってきた荒野の存在の大きさ。

ビルドアップを落ち着かせる存在感があり、具体的に言うとポジショニングのよさで味方のパスを上手く引き出せているのと、パスの出しどころもよく、いいリズムをチームにもたらしている印象。

小柏だけでなく、荒野も替えの利かない選手になっていることを感じさせました。

 

 

 

■得点シーン

 

菅野の負傷離脱、クソンユンの期限付き移籍によりスタメン起用が続いている大谷。

個人的には私の想像よりもよくやっている、頑張っていると評価しています。

 

この試合でも1失点目に繋がったPK献上はやむなしで3失点目もGKとしてはノーチャンスですが、この2失点目は止めて欲しかったかな...というのが偽らざるを得ない正直な気持ちですかね。

 

 

U-18の選手を登録して頭数としては足りている印象ですが、クラブとしての大谷の評価を感じさせたのが週中にリリースされた加入ですかね。

 

J2とは言え上位に位置する大分の主力を完全移籍で獲得というのは、クラブとしての大きな意思を感じます。

今の苦しい状況を打破する起爆剤になれるでしょうか？

 

 

次節は8/26(土)アウエーでの川崎戦です。

 

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