スタメンは前節から変更なし。
■ハイライト
■総評
・長かった数的不利の中よく耐え忍んだが...
・交代カードでバランスを崩す
・数的同数になっても勝ち切れる雰囲気はなかったか...
■感想
前半34分に中村桐耶が受けた一発レッドにより数的不利になったことがすべてのゲームでした。
球際の争いで徐々に劣勢に回り押し込まれる時間帯が増えてきたタイミングで一人少なくなり、さらに退場直後の混乱のある中、前半は何とかスコアレスで乗り切りました。
一人少なくなった札幌はキムゴンヒを下げ、これが長期離脱からの復帰戦となる駒井をピッチへ。
機動力重視の布陣にすることでコンパクトに守備陣形を引いてからのロングカウンター一発狙いであることは明らかで、ハーフタイム中にしっかり戦い方を整理できたのか、後半半ばまでは狙い通りの戦いができていたように見えました。
攻め込まれている時間がほとんどではあるものの危ないシーンは見られず、ボールを持てる時間もそれなりに作れていて、確率は少ないながらも勝ちきれる可能性を秘めているように感じました。
そのバランスが崩れたのが疲れの見え始めた浅野に代えて中島を入れたタイミングとは何たる皮肉。
これは決して中島が悪いということではなく、ビハインドを負って一人少ないシチュエーションだと一発ロングカウンター狙いは厳しく、ある程度組み立てながらということが必要で、浅野と中島どちらがそのシチュエーションに向くかといったらすでにピッチを退いた浅野なんだよな...という話でして。
畳み込まれての2失点目はVARオンリーレビューでオフサイドとなりゴール取り消し。
さらにクソンユンへの危険なファールがVARオンフィールドレビューの末、一発レッドと判定されて数的同数となったものの、直後に青木のブロックがVARオンフィールドレビューの末、ハンドPKと判定され、それを決められて2点のビハインドとなったことでジエンド。
菅が1点返すものの、10分あったアディショナルタイムで2点を積み上げられ、結果的には4失点の大敗となりました。
終盤に目まぐるしく状況が変わる中で、シチュエーション的には勝ちきれる可能性も秘めてはいましたが、数的不利の時間帯が長く続いたことによる消耗度が大きく、人数かけて前に出ていくことが難しくなっていたこと、前線のキーマンとなり得るキムゴンヒ、浅野がすでに退いていたことで反撃の機運にはならなかったのかな...と感じた第8節浦和戦でした。
■得点シーン
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 15, 2023
菅 大輝が隙間を縫って決めた!
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後半43分、左サイドから菅が強引にエリア内に侵入!
最後は右足を振りぬきゴール!
札幌が1点差に詰め寄る!
🏆J1リーグ第8節
🆚浦和×札幌
📺 #DAZN LIVE配信中 pic.twitter.com/ApsAdVdBnH
シュート打つことで何か生まれる可能性があることを示した菅の意地の一発。
左サイドから強引にエリア内侵入しての右足はリフレクションして逆サイド隅に吸い込まれました。
次節は4/23(日)ホームでの福岡戦です。
ルヴァンカップグループステージは第4節が4/19(水)に開催されます。
ホームでの鳥栖戦です。
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