【2023 J1 第20節】サンフレッチェ広島 1 - 1 鹿島アントラーズ　1つの判断ミスで勝ち点2を失ったという結果ですが...

スタメンは前節から3名変更。

荒木、松村、常本に代わり、土居、名古、広瀬が入りました。

■ハイライト

www.youtube.com

■総評

・主力の多くを体調不良で欠く相手に違いを出せず

・垣田の復帰で状況が好転する可能性

・存在感を増してきている守護神

■感想

監督をはじめとして主力の半数を体調不良で欠いた広島相手に、先制しながらも追いつかれての勝ち点1という残念な結果に終わりました。

現状で数少ない得点パターンと言ってよいセットプレーで早い時間に先制でき、後は固い守備で守り切る勝ちパターンと言ってよい展開でしたが、判断ミスと言えるロングカウンターでの失点は、次のステップへ進んでいるチーム作りの中での弊害が出ているとも言え、一概に責めることはできませんかね。

むしろ、攻撃の視点に重点を置いて取り組んでいる今のステップでの成果ともいえる追加点が奪えなかったところを課題としてとらえるべきなのだと思います。

次のステップへと進んでいるチーム作りはこの試合を見る限りは順調とは言えませんかね。

攻め急いでいる感が出ている点は仕込みがまだまだ途上である影響と考えられ、時間により解決する可能性が高いと思われるのであまり気にしていないのですが、それよりも気になっているのは崩しに入っていくシーンで近しい距離にいる選手の多さかなと思っておりまして。

それにより小気味よいショートパスが繋がる一方で、それが他の空いているエリアだったり、ゴール前だったりの選手の少なさに繋がっていて、得点を取るという結果には繋がっていないのかなと感じていて、このままでいいんだろうか？...という疑問が強くなってきているのも確か。

一つ好材料と言えるのは、久しぶりの出場となった垣田投入後にいい崩しがいくつか見られた点で、前線の収まり所となる選手がいることで状況が好転していく可能性も感じましたかね。

最後に早川について触れておきます。

昨シーズン後半から守護神に定着している早川ですが、日に日に存在感が増してきています。

一番の強みは、フィールドプレーヤー並みのボール捌きで、ただ前線に蹴りこむだけではなく、繋ぎのパスも出せてそれもミスが少なく安心して見ていられる印象。

ゴールを守るという視点でもミスが少なく、大きな体を存分に生かしての安定感が目に付き、最近はビックセーブも増えてきてと、日本代表に選ばれても不思議ではないポテンシャルを秘めている選手だと私は思います。

■得点シーン

／
流石のセットプレーでの強さ
＼

樋口雄太のフリーキックに関川郁万
難しい体勢で上手く流し込んだ🙌🙌

🏆J1第20節
🆚広島×鹿島
📺 #DAZN LIVE配信 pic.twitter.com/7I5oUekfxv
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 8, 2023

伝家の宝刀セットプレーでの先制。

樋口FKに関川、相手ディフェンスの上からヘッドを叩き込む。

首を振っての逆サイド隅へのコントロールは凄いの一言。

でもまあ、失点のシーンで相殺ですかね...w

／
鮮やかなカウンターが決まり
広島が貴重な同点ゴール🏹
＼

🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命Ｊ１リーグ　第20節
🆚 広島vs鹿島
🔢 1-1
⌚️ 55分
⚽️ エゼキエウ（広島)#Ｊリーグ #広島鹿島 pic.twitter.com/5SG2vEDqSq
— Ｊリーグ（日本プロサッカーリーグ） (@J_League) July 8, 2023