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【2023 J1 第28節】鹿島アントラーズ 1 - 2 横浜F・マリノス 先制するも力差感じる逆転負けで2023シーズン終戦...

 

スタメンは前節から2名変更。 

松村、ディエゴピトゥカに代わり、仲間、柴﨑が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・力負け

・この道の先に未来は見えるのか

 

■感想 

勝てば優勝争いにもまだまだ入り込める可能性を秘めた大一番は、昨シーズンチャンピオンチームとの力差を感じさせる逆転負けに終わりました。

 

残り5試合で首位神戸とは勝ち点差9の5位という位置取りで、可能性はゼロではありませんが実質的には終戦といってよいでしょう。

 

序盤は一方的と言ってもよい鹿島ペースでした。

前線からのプレスでマリノスを圧倒し攻撃の形を作らせず、主導権を握りその流れの中で先制。

 

鹿島は、ディエゴピトゥカが前節の退場による出場停止で柴﨑岳が復帰後の初スタメンでした。

ディエゴピトゥカとはタイプこそ違えど、中盤のボールのある所に顔を出す機会が多く、チームにいいリズムをもたらしているように見えました。

 

先制後も優勢に進めてはいたものの決定機にまではいけず。

そうしているうちに、25分過ぎから徐々にマリノスが押し戻す展開に。

 

マリノスが攻め方を少し変えてきた印象があり、それに加えてスタートから飛ばして鹿島の前線の動きが落ちてきたことも影響していたように見えました。

 

前半の内に追いつかれ、後半立ち上がりから押し込まれ続けた流れから勝ち越されての逆転負けでしたが、鹿島は後半に入るとほとんど攻め手がなくなった印象で、相手の攻撃を凌いでも前線へのロングボール主体の攻めにならざるを得ず、それも動きの落ちてきた前線がキープできずにボールを失ってしまうというシーンが目立ち、地力の差が出た必然の結果だったように感じました。

 

nvtomosoccer.hatenablog.jp

 

1か月少し前の第23節名古屋戦の記事で、岩政アントラーズの現在地に触れましたが、その時からほとんど前進できていないかな...と当時の記事を振り返っていくと感じましたかね。

 

・第5節~第8節まで4連敗を喫したことで

・勝利を優先させる守備に重きを置いた戦い方にシフトして5連勝(第9節~第13節)

・勝ち点3を積み上げることで選手に自信を植え付けて上昇気流に乗る

・この上昇気流に乗り、当初目指していたビルドアップを主体とした次のステップへの試みを進めるもまだまだ道半ば

 

これが岩政アントラーズの2023シーズンの大雑把な流れで、今はビルドアップを主体としたチーム作りの真っ只中で、なかなか積み上げられていないように私には見えています。

 

ビルドアップは、いまだにフィールドプレーヤー並みのボール捌きを見せる早川に頼っている面が否めず、この試合でも最終盤で早く点を返さないといけない場面でさえ、前線へのフィードは早川に委ねてしまう消極的なシーンが印象的でした。

 

チャンスを創出する部分の質・量もそれほど変わらない印象で、相手を動かすための肝になる左右の揺さぶりは鈴木優磨ぐらいしかできてないのかなと感じています。

 

一番気になっているのは、

毎試合60分ぐらいで前線がガス欠になるようなサッカーをいつまで続けるつもりなんだろうかという点。

 

特に前線の運動量、パワー頼みな面が、特にこの試合のように相手が強くなった時により強く見られる印象です。

 

圧倒していた前半途中までのサッカーが長時間続けられるようになれば、もっと競ったゲームに持ち込めたのかもしれませんが、そもそもキャンプで徹底的に追い込んでも限界はあるんじゃないかなと私は思うわけです。

 

思うに、ここ数年同じことを繰り返しているような気がしてならなくて。

いつの間にか上位に顔を出すようになり、次勝てばというゲームでことごとく地力の差を見せつけられて落とされるという光景のことなんですが、戦力的によっぽどのことがなければ今ぐらいの順位にはいれるんじゃないか説も思い始めていて、

 

この道の先に未来が見えるのか?

 

という問いに対しては、かなり懐疑的になってきたように感じています。

 

■得点シーン

 

樋口CKは、この前のCK同様に何故かフリーだった優磨へ。

ボールに対してジャンプできる位置ではありませんでしたが、ヘッドでの見事なコントロールショットでした。

 

 

虚を突いたショーコーナーからのヤンマテウスのクロスの精度で決まってしまった感じですね。

それにしてもアンデルソンロペスのマークがなぜに安西だったのか...というのが気になりました...

 

 

後半開始から一方的に押し込まれていた流れから仕留められました。

押し込まれ続けたことで最終ラインが引き下げられ、その前にぽっかり空いたスペースでアンデルソンロペスをフリーにしてしまったことが失点に繋がってますね。

 

 

次節は9/30(土)アウエーでの福岡戦です。

 

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