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【2024 J1 第2節】サガン鳥栖 4 - 0 北海道コンサドーレ札幌　厳しい現実

20.コンサドーレ 20.コンサドーレ-2024 20.コンサドーレ-2024-J1

 

スタメンは前節から3名変更。 

スパチョーク、近藤、宮澤に代わり、長谷川、青木、浅野が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・奇策4バック

・軽率なイエロー2枚で大勢決まる

・パススピードに現れる弱気な姿勢

 

■感想 

これはホンキで残留争いを覚悟しなければいけないか...

と第2節時点で思ってしまう内容そして結果でしたかね。

 

想像していたよりも厳しい現実を突きつけられてしまったように感じました。

 

ペトロヴィッチ監督は試合後のコメントで、我々は可変システムを採用しているので、と4バックを採用したことは認めていませんが、菅と中村の位置取りが明らかにいつもと異なることや、攻撃時にいつもはワイドに開く中村が、中央で岡村とビルドアップに関与していたことから、いつも(3バック)と違う並び4バックであったように私には見えました。

 

前線の並びを相手の最終ラインに合わせるというのは昨シーズンも見られたことで、最終ラインを4枚にしてくることは皆無ではないように記憶しています。

ただ、これまで見られたのは数えるほどという印象で、奇策ともいえるのかなと思ってみていましたが、正直言って機能しなかったというか...効果があったかというと...否だったのかなと。

 

中央の枚数が3バックだと3枚なのが、4バックだと2枚になってしまうことで中央のスペースが生まれやすくなり、それが1失点目に繋がってしまいましたし、岡村はともかく中村は明らかにやりづらそうで、それがイエロー2枚での退場にも繋がったように私は感じましたかね。

 

ただ、中村が受けた2枚のイエローカードはともに相手に交わされて思わず手が出てしまったもので、特に1枚もらっているシーンでのプレーは軽率にもほどがありましたかね。

 

試合としては、1点ビハインドの中で鈴木武蔵を投入しようとした矢先での中村退場で大勢が決まってしまった印象ですが、前半に得たPKを決めていれば...というタラレバ話はあったりします。

 

 

志願してのキッカーだったそうですが、駆け引きもなくコースも甘く...

札幌の出来があまりにも...というのを加味しても、大いに付け入る隙はありそうだなとは思ってましたが、このPK失敗で流れを呼び込めなかったのが大きかったですね。

 

後半はオンタイムで観れなく、中村退場のシーンまでしか観ていないのですが、パススピードが昨シーズン終盤に比べると明らかに遅くなっているように感じました。

 

開幕戦でも同じ印象を抱いたのですが、内容がよくないことや負傷者が続出している状況でチーム全体に怯えというか弱気な気持ちが大きくなっているように見え、ここからチームをどう立て直していくか、ペトロヴィッチ監督の手腕が試される状況ですね。

 

■得点シーン

 

映像では見きれていて、オフサイドかどうかの判別はできないんですが、VARの確認にそれなりの時間を要したことから、かなり際どい判定だったのではと推察できます。

 

2CBの脇のスペースを狙われた印象で、慣れない4バックだったことが失点に繋がったように思います。

 

 

次節はホーム開幕戦。

3/10(日)の浦和戦です。

 

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