こんばんは( ´ ▽ ` )ノ
開幕を間近に控えてのシーズンプレビュー記事。
まずは、ポポヴィッチ新監督を迎え、巻き返しを図る鹿島アントラーズ。
<<2023シーズン振り返り>>
プロチームの指揮は初めてとなる新米監督に委ねるという、当たる確率の低い賭けは当然のように頓挫し、迷走状態がより鮮明になった2023シーズン。
Jリーグでの監督経験豊富ながらも目立った実績のない外国人監督を迎えることになった2024シーズンの行方は如何に。
それでは、鹿島アントラーズ2024シーズンプレビュー始めますよ( ´ ▽ ` )ノ
■登録選手
・◎移籍加入、〇新人選手、△復帰、※背番号変更
・年齢はシーズン開幕日となる2024年2月23日時点
GK:4
1 早川 友基(24歳)
◎29 梶川 裕嗣(32歳)
△31 山田 大樹(22歳)
38 パク ウィジョン(19歳)
DF:8
2 安西 幸輝(27歳)
◎4 ヨシプ チャルシッチ(30歳)→メディカルチェックで問題が見つかり契約取り消しへ
5 関川 郁万(23歳)
16 須貝 英大(25歳)
28 溝口 修平(20歳)
〇32 濃野 公人(21歳)
39 津久井 佳祐(19歳)
42 松本 遥翔(17歳)2種登録
55 植田 直通(29歳)
MF:11
8 土居 聖真(31歳)
10 柴崎 岳(31歳)
14 樋口 雄太(27歳)
15 藤井 智也(25歳)
25 佐野 海舟(23歳)
26 須藤 直輝(21歳)
27 松村 優太(22歳)
30 名古 新太郎(27歳)
33 仲間 隼斗(31歳)
34 舩橋 佑(21歳)
◎77 ギリェルメ パレジ(28歳)
FW:6
◎7 アレクサンダル チャヴリッチ(30歳)
13 知念 慶(28歳)
36 師岡 柊生(23歳)
37 垣田 裕暉(26歳)
40 鈴木 優磨(27歳)
41 徳田 誉(17歳)2種登録
■補強診断
2種登録2名を含めて29名は、33名の大所帯だった昨シーズンに比べるとかなりコンパクトにしてきた印象です。
新加入は、外国籍選手2名、ベテランGKに大卒ルーキーの4名に留まった一方で、多くの主力を放出しました。
大所帯が故に、若手を中心にベンチ入りすら叶わない選手も多かったことを考えると、これぐらいの規模にすることは理解できる一方で、主に毎試合ベンチ入りしていた沖、昌子、広瀬、荒木といったサブクラスを多く放出したことで選手層としては薄くなった印象で、補強診断としてはマイナス評価となりますかね。
ポポヴィッチ新監督がどのような布陣を選択するかは未知数ですが、ここまでの情報で多数派な4-2-3-1でポジションごとに見ていきます。
▼GK
クォンスンテが引退し、沖が出場機会を求めて移籍したことで、昨シーズンのリーグ戦全34試合フルタイム出場を果たした早川が今シーズンも絶対的守護神となるでしょう。
彼に何かあればそれこそ一大事ですね。
それに続くのが新規加入のベテラン梶川になるでしょうが、期限付き移籍から復帰した山田や2年目のパクの伸びしろにも期待です。
▼CB
CBの左として期待されたヨシプ チャルシッチの契約が取り消しになったことで補強必須な層の薄いポジションとなりました。
ヨシプ チャルシッチ選手について #antlers
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) January 19, 2024
完全移籍加入でクラブ間合意していましたが、来日後のメディカルチェック内科検査で問題が確認され、双方合意のうえで正式契約を結ばないことになりました。
同選手との協議により、検査の詳細公表は控えさせていただきます。https://t.co/KBS7GPrJ5B
植田、関川に続くのが高卒2年目の津久井で本職はこの3名のみ。
他のポジションでもCBがこなせそうな選手が見たらなさそうで、最低限1人は補強しないと厳しいことは明らかです。
▼SB
右は昨シーズン途中加入した須貝よりも大卒ルーキー濃野の方がリードしているよう。
左は安西が健在で、溝口がどれだけそれに迫れるかでしょうか。
左もこなせそうな須貝にも期待です。
▼ボランチ
樋口、佐野、柴崎の争いに、FWからコンバートされた知念がどれだけ割って入ってこれるかでしょうかね。
樋口は一列前で起用される可能性もあり、そうするよ名古、舩橋にもチャンスが回って来そうです。
今時点で一番レギュラー争いの激しいポジションのように見ています。
右はスピードに秀でた藤井と松村。
左は昨シーズンのレギュラー仲間に新加入のパレジ。
土居はトップ下で起用の可能性も高そう
▼トップ、トップ下
鈴木優磨が怪我で出遅れている中で新加入のチャヴリッチの存在感が高まってきています。
今のところトップでの起用が想定されているようで、トップ下に誰が起用されるのかが注目されます。
チャヴリッチのプレースタイル次第で相棒が決まりそうで、垣田、師岡、土居の争いとなりそうです。
■不安と期待が入り混じる新シーズン
正直なところ、鹿島アントラーズに対する今シーズンの下馬評は高くありません。
中位よりも上には来るだろうけど、優勝争いには関わってこないであろう。
これが、鹿島アントラーズに対する今シーズンの下馬評だと思っています。
これは主に補強の乏しさであったり、昨シーズンまでの数年間の迷走っぷりに対しての評価という側面が大きいですが、ポポヴィッチ新監督がJリーグでの監督経験豊富ながらも目立った実績のないということも影響しているかと思います。
一方で、キャンプ入り後の報道からは順調な仕上がりも感じられ、他のJリーグチームでは上手くフィットしなかった(かもしれない)ポポヴィッチ新監督の方針が、鹿島アントラーズにフィットしたものと仮定すると、Jリーグでの監督経験豊富さがいい方向に作用するかもという期待を抱かせます。
低い下馬評を覆そうぜ(*`Д´)ノ
■未来予想図を示せるか
ここ数年の迷走は、変革路線に舵を切りながらも目指すべきサッカー、言うなれば鹿島アントラーズの未来予想図を示せなかったフロントに大きな責任があると強く感じております。
今年こそ、鹿島アントラーズの未来予想図を感じられることを期待して、20024シーズンプレビューを締めたいと思います。
今シーズンの開幕戦は、2月23日(金)アウエーでの名古屋戦になります。
↓ランキングに参加しています