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苦難の道のりとなりそうなペトロヴィッチ体制7年目 北海道コンサドーレ札幌2024シーズンプレビュー

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

 

開幕を控えて、毎年恒例のシーズンプレービュー記事。

ペトロヴィッチ体制7年目となる北海道コンサドーレ札幌編です。

 

<<2023シーズン振り返り>>

nvtomosoccer.hatenablog.jp

 

浅野の加入で足りないピースが埋まったことにより、マンツーマンディフェンスを核とした超攻撃的サッカーが一つの完成形を見たシーズン前半でしたが、個の力で違いを出せる絶対的存在であった金子の海外移籍とともに戦績は下降線を辿っていき、残留争いに足を踏み入れそうになりながらの終えた2023シーズンでした。

 

数年来の課題であった得点力不足に対しては結果を出すことができた一方で、その分失点の多さも際立ちました。

 

また、こちらも数年来の課題と言える選手層の薄さ + 怪我人の多さに対しては解決の道筋すら見えず、クラブとして一段上を目指す上での足かせになっている感が否めません。

 

ペトロヴィッチ体制7年目となる2024シーズン。

個人的には苦難の道のりとなりそうかなと予測しておりますが、果たしてどのような景色が見えてくるのか...

 

北海道コンサドーレ札幌2024シーズンプレビュー始めますよ( ´ ▽ ` )ノ

 

■登録選手

・「★」:新加入選手、「☆」:復帰加入選手

・年齢はシーズン開幕日となる2023年2月24日時点

 

GK(4)
1 菅野 孝憲(39歳)

★21 阿波加 俊太(29歳)

☆34 中野 小次郎(24歳)

51 高木 駿(34歳)

 

DF(7)
★2 髙尾 瑠(27歳)

6 中村 桐耶(23歳)

★15 家泉 怜依(24歳)

★28 岡田 大和(22歳)

47 西野 奨太(19歳)

50 岡村 大八(27歳)

88 馬場 晴也(22歳)

 

MF(13)
8 深井 一希(28歳)

10 宮澤 裕樹(34歳)

11青木 亮太(27歳)

14 駒井 善成(31歳)

★15 長谷川 竜也(30歳)

18 浅野 雄也(27歳)

19 スパチョーク(25歳)

27 荒野 拓馬(30歳)

☆30 田中 宏武(24歳)

★33 近藤 友喜(22歳)

★35 原 康介(18歳)

★37 田中 克幸(21歳)

99 小林 祐希(30歳)

 

FW(5)
4 菅 大輝(25歳)
★7 鈴木 武蔵(30歳)

13 キム ゴンヒ(29歳)
23 大森 真吾(23歳)
★40 出間 思努(18歳)

 

■補強診断

昨シーズンの主力からは以下の選手がチームを去りました。

 

DF 田中 駿汰 → セレッソ大阪に完全移籍

DF 福森 晃斗 → 横浜FC期限付き移籍

MF ルーカスフェルナンデス → セレッソ大阪に完全移籍

FW 小柏 剛 → FC東京に完全移籍

 

3バック右での攻守に安定したプレーで絶対的存在といえた田中駿を筆頭に、替えの利かない選手の移籍がいつもより目立ったオフシーズンでした。

 

チームを去った選手の穴埋めが補強のメインとなり、戦力的には昨シーズン同等と言えるレベルはキープできたとは思います。

 

中駿の抜けた3バックの右にはガンバ大阪より髙尾。

ルーカスフェルナンデスの抜けたWBには横浜FCから近藤、長谷川を獲得。

小柏の抜けたトップには鈴木武蔵ガンバ大阪より期限付き移籍

 

また、大卒ルーキーの岡田、田中克には即戦力としての期待も見込まれます。

 

 

札幌では複数ポジションをこなせる選手が多いので、ポジション固定で割り当てると足りないと感じるポジションがあるように見えますが、戦力的には満遍なくカバーできていると思います。

 

ポジションごとに見ていきましょう。

▼GK

昨シーズン途中加入した高木と、今年40歳を迎える大ベテラン菅野の一騎打ち。

ともに足元の技術に秀でる現代型のGKです。

シュートストップやプレー判断などの守備面では経験に裏打ちされた菅野が上かなと思いますが、ビルドアップ面ではフィード中心の菅野に対して、高木はフィールドプレーヤー並みのパス選択をすることが多く、ペトロヴィッチ監督は後者の方が好みっぽいように感じています。

 

期限付き移籍から復帰した中野は、移籍先でもあまり出場機会が得られていなかったので、この一騎打ちに割って入ってくるのは難しそうな感じがしますね...

 

▼3バック

中駿の抜けた右は、昨シーズンボランチが主戦場だった馬場が試されているようです。

新加入の高尾が早期にフィットしてくるようだと馬場をボランチに戻す選択肢も出てくるでしょう。

 

中央は主軸に成長した岡村に新加入の家泉が挑む構図で、そこに宮澤を加えた3選手で回していくイメージかと。

 

福森の移籍により、左は中村が一番手になり、大卒ルーキーの岡田がそれに続きます。

 

▼WB

右は横浜FCから移籍した近藤に即戦力としての期待がかかりますが、チームにフィットしてくるまでは浅野がこのポジションで起用されるかもしれません。

期限付き移籍から復帰した田中宏はレギュラー争いに入ってこれるか。

 

左は万全であれば菅がファーストチョイスですが、横浜FCから移籍した長谷川がこのポジションで使われるかもしれません。

昨シーズン何度か見られましたが、場合によっては青木もこのポジションで使われそうです。

 

ボランチ

今シーズンキャプテンに就任した荒野と、キャンプで評価を上げている大卒ルーキーの田中克がファーストチョイスになりそう。

昨シーズン終盤に大怪我を負った深井が開幕に間に合わない中で層の薄いポジションといえ、駒井がこのポジションで起用されることが昨シーズンより増えそう。

 

▼トップ、シャドー

トップは順調であれば鈴木武蔵が文句なしのファーストチョイスですが、怪我で出遅れているという情報があり、練習試合で気を吐いている大森が開幕スタメンの可能性もありそう。

 

シャドーは、順調な仕上がりを見せている小林が一番手で、それに浅野が続くと見ていますが、怪我で出遅れていることに加えてWBで起用される可能性もありますので、差なく続くスパチョーク、青木、駒井あたりで調子のよい選手が起用されそう。

 

昨シーズン同様、相手が3バックなら1トップ2シャドー、4バックなら2トップ、トップ下の組み合わせになると読んでおります。

 

■現実的な目標はJ1残留

正直言って今年は厳しい戦いになると思っていて、タイトルとかACL圏内とかを目指すぜ(*`Д´)ノとはとても言えないかなと。

 

チームを去った選手の穴埋めは行えたかなとは思っていますが、例年よりも選手の入れ替えが多く、新加入選手がチームにフィットするのか、するとしてそれがいつ頃になるのかという不確定要素が大きいのが第一要因。

 

加えて、ペトロビッチ体制7年目と長期政権により、チーム内の活力の低下が懸念されること及び他チームの研究が進んでいることが2つ目の要因。

 

戦力だけ見ると中位~中下位ぐらいかなと見ていて、それに見合う力が発揮できれば問題なく残留できるとは思っていますが、例年通りに怪我人が出て選手層の薄さを露呈し、新加入選手のフィットが遅れるようだと...残留争いにどっぷり浸かることも十分あり得ると思っています。

 

目標設定としては1桁順位というのが目標としては妥当でしょうか?

 

今シーズンの開幕戦は2月24日(土)、アウエーでの福岡戦になります。

 

We are 北海道コンサドーレ札幌(*`Д´)ノ

 

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