負けてもおかしくない流れの中でなんとかかんとか勝ち点1というゲームでしたが、それを強引に手繰り寄せれたのは連勝しているチームの勢いなんでしょうね...
11年振りの7連勝で順位はいつの間のか4位に浮上しました。
スタメンは前節から4名変更。
土居、ファンアラーノ、三竿、永戸に代わり、遠藤、荒木、永木、杉岡が入りました。
■ハイライト
■総評
・終始ペースを握られる苦しい試合
・雨中の戦いでより難しい試合になったか
・土居→遠藤による変化
■感想
引き分けでも御の字とも言っていいゲームでしたよね...
序盤は取りどころが定まらず湘南ペース。
湘南前線の2-3のブロックに相当手を焼いているように見えて、ビルドアップからの楔がなかなか入れることができず、サイドに追いやられるかロングボールを入れるしか選択肢がない時間が続きました。
飲水タイム後から球際で勝り始めたことでいくつかチャンスを作り出しましたがスコアは動かず前半はスコアレスで折り返し。
前の試合で土居が足を痛めたことで、同じ位置には久しぶりに遠藤がスタメン。
出来自体は悪くなく、持ち味は十分に発揮したとは思うんですが、ピッチ上のどこにでも顔を出し攻撃の起点になることで逆にアタッキングサードの人数が足りなくなってしまいと、前線での圧には欠けてしまったのが苦戦の要因の一つなのかなと感じた次第です。
ただ、主要因は相手湘南の出来の良さを上げるべきかなと思っておりまして。
普通のチームでしたら前線からの守備を同じペースで90分続けられるわけはなくどこかでペースダウンして、その隙を突いて流れを引き寄せるというのがここまで6連勝の中で見られた鹿島でしたが...
湘南はペースが落ちず、逆に後半進むにつれて走力で劣るようになってカウンターで失点寸前というシーンが目立ち始めて...
ポストだったり相手の最後の精度だったりに救われましたね。
鹿島も選手交代で攻撃の圧を強めて流れ自体はよくなったんですが、細かなずれだったりが目立ったのは、試合途中から降りだして徐々に強くなっていた雨の影響も多分にあるのかなと。
湘南は勢いがつきやすいこういう雨中の試合を得意にしてそうなイメージありますしね。
試合全体を通しては湘南のゲームと言ってよく、決定機では劣っていて引き分けでもまあしょうがないか...という流れでしたから終了間際の劇的ゴールで勝ち切れたことは運の要素もありますが、勝ち続けているチームにある勢い的なものなんでしょうね。
■得点シーン
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) September 23, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第18節
🆚 鹿島vs湘南
🔢 1-0
⌚️ 90+4分
⚽️ ファン アラーノ(鹿島)#Jリーグ#鹿島アントラーズvs湘南ベルマーレ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/UojJYjR6FQ
ファンアラーノの諦めない気持ちが生み出した決勝ゴールとでもしておきましょうかw
松村とのパス交換でアタッキングサードに入って、染野とワンツーをと思われるパスは意図がずれて相手に止められて...
でもそれを即時奪回してのシュートは相手にリフレクションしてゴール左上に吸い込まれると。
■採点
次節は9/27(日)ホームでの大分戦です。
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